川崎市多摩区で私立小学校の児童・保護者らが刃物を持った男に襲われ、2人が死亡し、17人が重軽傷を負った事件。無差別に周囲の人を狙った19人の残虐な殺傷事件は、世間に大きな衝撃を与えました。
TBS系「ひるおび!」(月~金曜・前10時25分)で28日、出演者は「被害者の女の子が亡くなってしまったのは本当に残念」などとコメントする中、落語家の立川志らくさんの「1人で死んで」発言が、ネット上で物議を醸しているようですが、一体どういうことなのでしょうか…
落語家の立川志らくさんは、弱い立場の小学生を狙ったと思われる19人殺傷事件に対して、「この事件を見ている日本中の子どもを持った親御さんは、どうやって子ども守っていいか、ただ恐怖で防ぎようがない」と声を震わせながら、確保された容疑者の男については「死にたいなら1人で死んでくれよって。本当にそういう人は。なんで子どもの弱いそういうこところに飛び込んでくるんだ。信じられないですね」と憤りを語りました。point 259 | 1
一方で、確保された犯人も自殺をしたため犯行の詳しい動機などは明らかになっていませんが、この事件に対する立川志らくさんの発言にネット上がざわついたため、自身のツイッターを29日に更新。
コメンテーターを務める番組で、川崎市で小学生が被害に遭った殺傷事件の犯人に「死にたいなら1人で死んでくれ」とコメントしたことの真意を説明したことが明らかになっています。
学校に行こうとしていた子供の命を奪った悪魔に対し、子供を巻き込むな!ひとりで死んでくれ!の言葉は普通の人間の感情だ。この怒りをどこにぶつければいい!この言葉が次の悪魔を産むから言うな?被害者の前で言えるのか。何故悪魔の立場になって考えないといけないんだ?でもそれが真実なら謝ります
ADVERTISEMENT — 志らく (@shiraku666) May 29, 2019
この残虐な無差別事件に関する「死にたいなら1人で死んで」というコメントは、有識者が次の凶行を生まないためにもこのような言葉を流布しないでほしい、そういう人にこそ社会が手を差し伸べるべきといった記事も配信されたりもしていました。
また多数のリプライが寄せられたそうで、同じような事件性を生み出す可能性がある…とのコメントも見られました。
でも日本中の幼い子供を持っている、愛している親のほとんどは、死にたいならひとりで死ぬべきとおもっています。その気持ちをその怒りをぶつける事が悪い事なのか。ましてや非難されるべきなのか。本当に悪魔を生みだす言葉だとしたら二度と言いませんが。
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point 38 | 1— 志らく (@shiraku666) May 29, 2019
立川志らくさんは、立場上、自分が落語家であるということから「人情の機微を表現することが仕事。被害にあったお子さんその親御さんの心情を察するとどうしたってあの悪魔に、これから悪魔になろうとしている奴にはそう言いたい」ともツイートしながらも、「日本中の幼い子供を持っている、愛している親のほとんどは、死にたいならひとりで死ぬべきとおもっています。その気持ちをその怒りをぶつける事が悪い事なのか。ましてや非難されるべきなのか」とも主張。しかし、「本当に悪魔を生み出す言葉だとしたら二度と言いませんが」とも綴っていました。point 328 | 1
また、「芝居の公演中、ましてや初日が終わって良い気分だったが、こと子供の話だからどうしても言っておきたかった。頼むから、もう二度とこんな事件、起きないでください。」と子供を持つ親として、率直な気持ちをつぶやきました。
無差別な犯行で一瞬のうちに命を失った被害者の方や遺族の方、本当に辛い思いをしていると思います。二度と同じような事件が起こらないことを祈るばかりです…。