落語家の立川志らく(56)が22日、自身のツイッターを更新。
審査員を務めた、漫才日本一決定戦「M―1グランプリ2019」の最終決戦の投票について振り返り、
複雑な思いをツイートで明かしたのですが、これにはネット上でも様々な意見が寄せられています。
漫才の頂点を決めるM-1グランプリが、22日に行われました。
今回、M-1で王者に輝いたのは、吉本興業所属の結成13年目の「ミルクボーイ」。
ミルクボーイが優勝し、M-1終了後に審査員を務めた志らくは自身のツイッターを更新しました。
M1終わった。決勝を選ぶのが辛かった。人情的にはかまいたちに勝たせてあげたかった。自信と怯えの共存する文句なしの漫才。去年足りなかったのはその部分。ただミルクボーイの受け方が半端なかった。人情や私の思い出で選ぶのは失礼と思いミルクボーイを押した。でも辛い。今夜寝られそうにないよ。
ADVERTISEMENT — 志らく (@shiraku666) December 22, 2019
「M1終わった。決勝を選ぶのが辛かった。人情的にはかまいたちに勝たせてあげたかった。自信と怯えの共存する文句なしの漫才。去年足りなかったのはその部分」と書き出し、
「ただミルクボーイの受け方が半端なかった。人情や私の思い出で選ぶのは失礼と思いミルクボーイを押した。でも辛い。今夜寝られそうにないよ」
と、王者となったミルクボーイに投票した志らくだったが、M-1終了後にはこのような心境を明かしました。
怯えと自信の共存とは。私の持論。自信が10の芸は鼻に付く。怯えが10の芸は見ていられない。自信が怯えを少しだけ上回った芸こそが魅力的な芸。去年のかまいたちは自信8怯え2。今年は自信7怯え3。
ADVERTISEMENT — 志らく (@shiraku666) December 22, 2019
そして、最終決戦まで進んだかまいたちの芸について、
「怯えと自信の共存とは。私の持論。自信が10の芸は鼻に付く。怯えが10の芸は見ていられない。自信が怯えを少しだけ上回った芸こそが魅力的な芸。去年のかまいたちは自信8怯え2。今年は自信7怯え3」
と自らの考えを記しました。
これらの報道にネット上ではこんな意見が寄せられています。
「かまいたち山内が大会終わりの番組で「笑いの神様が降臨したミルクボーイに対して、僕らは己の肉体のみで立ち向かったという感じがした」と答えていた。ミルクボーイの一本目はまさにそんな感じだった。
しかし、負けてなお、かまいたちの凄みや才能を感じるような大会だった」
「志らくさんの「自信」の話と上沼さんの和牛にかけた言葉は同じ主旨だと思った。そう思うと、あまりにベテランになりすぎるとM-1の土俵は合わないのかもしれない。」
「今回志らくさんは各コンビの良いところを評価して全体的に点数をつけていたと思います。
前回のM-1と比べて審査員の方々の印象も変わったように感じた。」
「和牛、かまいたちはメジャー過ぎて見る方からすればやっぱり更なるレベルの高い笑いを求めてしまう。その点、ミルクボーイの新鮮さがインパクトがあった。それと大袈裟なリアクションじゃなくやはりしゃべくり漫才が1番だな。」
などのコメントが寄せられていました。