闇営業問題で渦中のロンドンブーツ1号2号の田村亮(47)が、謝罪会見から数日後の7月25日、都内高級老人ホームの前で目撃され、記者に直撃されました。
雨上がり決死隊の宮迫博之(49)とともに臨んだ会見では黒いスーツで身を固めていた亮でしたが、この日はハーフパンツにスニーカーという軽装。しかしその表情は暗く沈んだままだったといいます。
“渦中の男”が現れたのは、なんと東京都内にある介護付き高級老人ホームでした。
反社会勢力との会合に出席し、さらにギャラももらっていたとして吉本興業から謹慎処分を受けている亮ですが、この日は老人ホームに何をしに来ていたのでしょうか?
記者からは「ご家族が入居されているのでしょうか?」など質問されると、亮は「いろいろお騒がせして申し訳ありません。特に家族が入居しているわけではないんです。実はこの施設に僕の勉強に協力していただいているんです。」と答えたといいます。
続けて、記者から「老人ホームで勉強ですか?」と問われた亮は「はい、老人介護のことを勉強させていただいています。こちらにもご迷惑がかかるので詳しいことは言えないのですが……」と返答。
老人ホーム側に迷惑をかけるため詳細は明かせないとのことでした。
宮迫とともに涙を流しながら謝罪したものの、仕事復帰のめどはまったく見えていない…。
その彼が選んだのが、“介護士への道”だというのでしょうか。
この選択について芸能リポーターの城下尊之さんは次のように語りました。
「大きな過ちを犯してしまった亮ですが、以前は真面目で素直な性格で知られていました。その彼が罪を償うために選んだのが介護の勉強だったのでしょう。とても彼らしい選択のように思います。介護福祉士の資格の取得まで視野に入れているかはわかりませんが、今後は芸人復帰を目指しながら、自らの発信力をつかって、介護の大切さを訴えていくことも考えているのかもしれませんね」
また、宮迫と亮の会見の翌々日には、2人にパワハラ発言を暴露された吉本興業・岡本昭彦社長(53)の会見が急きょ開かれ、さらにその会見に対する批判が巻き起こったりと、騒動は拡大し続けてきました。
亮はこの時、今の心境について語ってくれました。
「本当に(騒動が)大きくなってしまって申し訳ありません。そのことをいちばん痛感しています」
騒動については、事が大きくなりすぎてしまっていることに一番申し訳なく思うと語った亮。加藤浩次や松本人志など、多くの先輩芸人が気にかけてくれていることに対しては、「ずっとお世話になっているのに申し訳なく思っています。すみません。」と涙ぐみました。
亮は加藤への謝罪の言葉を口にしながら車に乗り込み、その場を立ち去ったといいます。
ロンドンブーツ1号2号の田村亮が老人ホームに通って介護の勉強を始めていることについて、世間では非常に大きな反響が寄せられています。
「道を誤ることは誰にでもあるし、許せる範囲の誤りだと思う。介護大変だと思うし、あまり思い詰め過ぎないでほしい。」
「もし亮さんが正直に宮迫さんに告白できていなかったら、宮迫さんは隠し切ろうとしたかもしれないし、問題はもっと深刻化してたと思う。やっぱり人間の根っこの部分は簡単に変わらないんだと思うし、淳さんがコンビを組み続けている理由が理解できた。」
「何か犯罪や反省する事をされた後に福祉・介護・ボランティアをされる事が多いのですが、老人介護って反省を見せるそういう為のものではありません。そういう気持ちを持たず心から勉強したいと思っての行動だと思いたい。生半可な気持ちで足を踏み入れないでほしい。利用者さんの人生の集大成に関わる大切な仕事なんです、そこをちゃんと理解して携わってほしい」
今後の田村亮さんに注目が集まります。