5月31日に都内でテレビ朝日の早河洋会長兼社長が、俳優の木村拓哉が主演する同局系連続ドラマ『未来への10カウント』が一部のメディアで「9話打ち切り」になると一部メディアが報道した件について、この事実を断固否定したのでした。
このドラマは、木村が主演の生きる希望を失った主人公の桐沢祥吾(木村)が、母校のボクシング部のコーチになったことで熱い気持ちを取り戻す姿が描かれた学園スポーツドラマです。
ドラマの初回は視聴率11.8%でスタートとまずまずでしたが、第2話は10.5%、第3話は9.9%、第4話は9.6%、第5話は10.6%、第6話は11.1%、第7話は10.5%と停滞気味だったのです。
それでもなんとか1ケタは回避しているのですが、〝V字回復〟は見込めない様子。あとは木村の番宣がカギとなりそうです。
しかしそんな中、一部メディアが、”テレ朝が「最終回を1週間早める断をした」”と報じたのでした。
これに影響を受け、他のメディアも続々とこの〝打ち切り報道〟を取り扱い、視聴者に木村拓哉のイメージを低下させてしまったのです。
該当の報道記事は既に削除されていましたが、所属するジャニーズ事務所が抗議するとは考えられないので、テレ朝がジャニーズに忖度して抗議したのではないかと記者が予測しています。
早河会長は、「残り2週となった。各局のドラマが厳しい状況の中、トップレベルで評価しております。木村さんにとって学園スポーツものという新しい挑戦ですが、最終回に向けて盛り上がると思う」と木村をかばい、記事については「削除されていますから、記事が間違っていますから、それ自体にはコメントしません」と強く言及したのです。point 214 | 1
また、このドラマはなんと3話から7話まで「拡大スペシャル」という異例の放送がされています。木村”腫れ物”扱いして忖度しているのが手に取るようにわかってしまいますね。
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