齋藤工さんといえば、今や、日本を代表するイケメン且つ演技派俳優のひとりですが、2016年末の、毎年恒例になっている「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」大みそか特番で、まさかの、サンシャイン池崎の完コピを披露し、日本中を騒然とさせました。
そのときにはまだプチブレイクくらいだったサンシャイン池崎の、年明けからからの大活躍は、ほとんど齋藤工さんのおかげともいえるでしょう。
なんでも全力でやる齋藤工さんをますます好きになった人も多いといいます。

下積みが長かったからかなんでもやる齋藤工

写真：星々の煌めき

齋藤工さんは、現在30代、中年男性ということになります。

写真：Twitter

そもそも、彼がはじめて注目を全国的に一気に浴びたのは、テレビ朝日の人気ドラマ「相棒」の正月特番に、メインの犯人役で出演したときとされています。
もうそのときにはアラサーだったのですが、ほぼ無名でした。
今と変わらずイケメンで演技もうまいのに、出世が上手くないというか、生き方が不器用なところがあるのかもしれません。

ブレイクしてからも、出演したバラエティ番組で「いつどうなるか分からないのが芸能界だし、不安は今もある。だからバイト先から籍を抜いていない」と話していました。
そういった経緯があるからか、彼は、やるとなったら、与えられた仕事を全力でやる姿勢がつねに見受けられます。

また、彼は世代的にダウンタウンの黄金時代に子どもだったわけで、

写真：芸トピ

ダウンタウンの大みそか特番に出られるということは、光栄だったということも考えられます。

しかし、そういったことをふまえてみても、あそこまでやるイケメン俳優というのはめずらしいということになるでしょう。
放送後はTwitterも騒然とし、テレビ関係者も「2016から2017の年末年始一番の功労賞」と誉め称えたとうわさになっています。

写真：ワタナベエンターテインメント

サンシャイン池崎にも感謝され、芸能界での地位が、また一段階安定したということになりそうです。

不倫ネタもなんのその

写真：久留米ファン

サンシャイン池崎は「イエーイ‼」「ジャスティス！」という、ほぼ中身のないと言えるワードを絶叫するというネタで、齋藤工さんが完コピするまでは、ややウザい芸人という枠にも入っていました。

写真：芸能スクープ

「すべての笑いの神」とか言ってもかなりすべっていることも少なくなかったですが、齋藤工さんが、壁ドンキャラから「昼顔」イメージも総動員して「浮気！不倫！ダブル不倫！すべての生みの親」と自ら絶叫するさまは、笑うのをこらえられたひとはいなかったのではないでしょうか。

写真：Naverまとめ

ただサンシャイン池崎の衣装を完コピして髪型もそろえるだけでもスゴいのに、セリフの内容が、本家のサンシャインを越えてしまっていました。

今まで、多くの芸能人が「ガキの使いやあらへんで大みそか特番」で意外な姿を魅せてくれて来ましたが、
齋藤工さんの映像は、衝撃映像として、かなりの上位にランクインし続ける可能性は高いです。

近年、不倫ネタは、安易にさわると危ないですが、齋藤工さんは思いきりのよさと根性でポジティブにやりきったのが、功をそうしたと考えられます。
これからは、年末になるたびに、あの映像を思い出してしまう日本人も、少なくなくいそうであり、動画サイトなどでも再生され続けること必至の、良い仕事をしたと言えます。

サンシャイン池崎は、芸能界で生き残れるかは分かりませんが、齋藤工版のサンシャインは、日本芸能界に残りそうです。

まとめ

写真：CINRA.NET

齋藤工さんは、もともとお笑いがとても好きとも話しており、芸人さんを見るのも好きだということで、御本人は、じつは、あまり抵抗が無かったということは、じゅうぶんに考えられる一件なのですが、芸能界にとってはとても衝撃的な、また、ステキな出来事となりました。
「ガキの使い」も、少し飽きられていましたから、視聴率をぐんと上げてくれた彼に、日本テレビは、少なくともしばらくは頭が上がらないかもしれません。
また、この一件で、コメディができる人という事がはっきりしたので、ますます仕事が増えることが考えられます。point 248 | 1