歌って踊れるアイドルとして、多くの女性ファンを獲得しているジャニーズ。そんなアイドルたちの中にあって、飛び抜けて演技力が高いと言われているのが生田斗真さんです。そんな生田斗真さんのこれまで出演した作品から演技力の評判をみてみましょう。
「50年にひとりの映画俳優」と賞賛される生田斗真
映画監督の荒戸源次郎氏に「芝居が上手い。50年にひとりの映画俳優。」と言わしめるほど高い演技力を持っている生田斗真さん。1996年にSMAPファンだった母親に「SMAPに会えるかも」という理由で11歳でジャニーズ事務所に入ることになった生田斗真さん。その2ヶ月後、NHK教育の「天才てれびくん」で、2年間てれび戦士として出演していました。
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1997年にはNHK連続テレビ小説「あぐり」で子役デビュー、その後も数多くのドラマや舞台に出演するなど、芸歴20年のベテラン俳優です。歌やダンスに重点を置いているジャニーズ事務所に所属していながら、主に俳優として活動してきた生田斗真さんは、他のジャニーズとは一線を画す存在で、異色のジャニーズと言われているんだとか。
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ジャニーズJr時代は、他の同期や後輩がCDデビューして有名になっていく中で、生田斗真さんだけが売れないままだったために自分のことを落ちこぼれと悩んでいた時期もあったそうです。しかし、そんな苦労を乗り越えて、生田斗真さんは誰からも認められる俳優へと成長しました。
「ウロボロス」での生田斗真の演技力
【あらすじ】児童養護施設で育った龍崎イクオ(生田斗真)と段野竜哉(小栗旬)は、姉や母親のようにふたりの面倒を見てくれた恩人・結子先生(広末涼子)が殺される現場を目撃します。捜査にきた警察に、犯人の特徴や金時計をしていたことを伝えましたが、逆に警察に脅されて事件はもみ消されてしまいました。
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ふたりの少年の人生を変えることになった事件から15年後、イクオは警察に、竜哉はヤクザになり、表と裏の世界から「金時計の男」の正体にせまります。2015年に放送されたテレビドラマ「ウロボロス〜この愛こそ、正義。」で生田斗真さんは小栗旬さんと共演しました。このドラマで生田斗真さんは、その高い演技力が視聴者に認められて絶賛されたのです。
「脳男」でも光る演技力を見せていた
【あらすじ】都内で無差別連続爆破事件が起きるました。この事件の担当になった茶屋(江口洋介)は、犯人のアジトを突き止めるも、そのアジトを爆破して犯人は闘争します。ところが、そこにひとりだけ男が残っていました。その男は鈴木一郎(生田斗真)と名乗った以外は一切を黙秘していたのです。
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精神科医の真理子(松雪泰子)が一郎の精神鑑定をすると、一郎には生まれつき感情や痛覚がないことがわかったのです。脳男で生田斗真さんは、感情がない殺人者を演じたのですが、殴られても撃たれても表情を替えてはいけないという難しい演技を見事にこなしてみせたのです。演技をしている人は、表情や声に感情を表現するのがどれだけ上手いかで評価されます。
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しかし、感情がないということははじめから終わりまで無表情を通さなければいけませんし、痛覚がないということは普段当たり前のように感じている痛いという動作もしてはいけなことになります。このような難しい演技を生田斗真さんはこなした脳男は一見の価値アリです。
まとめ
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ジャニーズの中にあって踊りや歌ではなく演技で勝負をしている生田斗真さん。もし、まだ生田斗真さんの出演しているドラマや映画を見たことがない人は、是非見てみることを祖勧めします。