お笑いタレントの小藪千豊さんが今月31日に放送された「今ちゃんの『実は…』」という番組に出演しました。その日、私生活で人助けをよくするという小藪さんが、「金返せ!」と思ってしまった話を語っていました。
小藪さんは、外国で自身が困っている際に、地元の人から手助けしてもらった経験があるため、日本で困っている外国人を見つけたら助けることを心がけているようで、自らを「『May I help you?』芸人」であると紹介していました。
小藪さんはある日、「大丸の前でタクシー待ってたら、なんかのモデルかな?っていうくらい、ほっそいキレイな金髪の女の人が、スマホを片手にキョロキョロやってたんですよ。僕もはよ帰りたかったけど、『May I help you?芸人』やしな…と思って、その女の人に近づいて、『May I help you?』って言ったら、不審者を避けるような仕草をやられて、7メートルぐらい距離とられたんですよ。そんで俺もタクシー乗るときにまたパってその女の人見たら、まだ不審者を見るような目で見てたんですよ。俺もうやめようかなって、なるじゃないですか」と、心がくじけそうな出来事があったため、人助けをやめようかと考えたといいます。
しかし、今まで外国で助けてもらった恩を思い出し、「くじけたらアカン!」と、人助けを続けようと決心したそうですが、その決心を打ち砕く出来事が起きてしまったといいます。
小藪さんは「東京の好きな定食屋さん行って、僕がお金払いに行こかなって思ったら、なんか女子2人もバーッて来たから、『先どうぞ』と言って、その子らがカタコトでクレジットカード出しはったら、店のおばさんが『うちクレジットカード無理なんです』て。ほなスマホで電子マネーみたいな出して、『電子マネーも無理なんです』てなって。じゃあ『アー、ATM?』みたいな感じの事言ってるから、女の子2人やし、3000円ぐらいのもんなんで、『なんやったら俺がはろうたるで』って言うたんですよ」とその人たちのお会計を代わりに支払ったといいます。
しかし、その2人について小藪さんは「払ろてるときに、時間あったから、『どっから来たんですか?』言うたら、『韓国です』って。『どこを観光されたんですか?』って聞いたら『いや、私そこで働いてます』って。近所で働いてる韓国の人やったんですよ。いやそれやったら払えへんわ!それアンタが悪いわ、そこかい!ほなおろしてこい!俺関係あれへんがな!って、一瞬言おうかなと思ったけど、かっこ悪いから…」と、日本在住の外国人だったことにイライラを爆発させていました。
著作権者VONVON /無断コピー、無断転載および再配布禁止(違反時の法的措置)