恋人を完全に信頼している方は世の中にどれほどいるでしょうか?最近になり、海外出張中であった男性が恋人である女性に部屋の暗証番号を教えた際、その隙に自宅の家電製品すべてが持ち出され、挙げ句の果てに連絡が取れなくなったというエピソードが話題になっています。
海外出張中であった男性の悲劇
それは中国での出来事。とある31歳の男性によれば、1月12日にアフリカ出張を終えた男性は3ヶ月ぶりに自宅に戻ってきました。その際男性はひどく驚きます。というのも、自宅に設置されていた家電製品すべてが跡形もなく無くなってしまっていたためです。男性は即座に警察に通報。その数日後に犯人が自身の恋人であることを突き止めます。
男性は長期の海外出張により、家の管理を恋人にお願いしていたといいます。その際に恋人に自宅の暗証番号を教えていたとのことですが、恋人とはある日を境に連絡が途絶えてしまったようです。当時彼女はカード代金などで約2万元(約33万円)の借金があったとされ、このような悪質な行為に至ったとされています。
失踪した彼女がその後逮捕される
男性側の通報により、警察側がIPアドレスを追跡したところ、盗まれた家電製品がネット上に販売されていたことが発覚し、その後恋人は逮捕されました。女性いわく「とにかくお金が無かった。早く返済しなければ、という思いでついついこのような行為に走った」と供述しています。
現在、警察は盗まれた物品の詳細を確認し回収中、女性は今後留置場に移送されるとのことですが、恋人に安易に部屋の暗証番号を教えてしまった男性側にも非があるでしょう。しかし、まさか家電が丸ごと盗まれるということは想定していなかったのだと思われます。皆様もくれぐれも相手を信頼しきって安易に個人情報を教えるのはやめましょう。
まとめ
このように、安易に恋人に部屋の暗証番号を教えたことで怒った悲劇。当然ながら常識のある人であれば、あらゆる家電製品を盗んでは販売するといった行為には至らないと思うのですが、相手が誰であれ、安易に個人情報を教えてはならないということを改めて思い知らされます。