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コロナ禍の地下鉄で「発作ドッキリ」を撮影し、物議に…「マスクの重要性を強調しようと」


ロシアの地下鉄で新型コロナウイルス感染関連のドッキリを撮影した男性に懲役刑を言い渡されました。

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外信の報道によると、カロマツロー・ズハボロフ被告(26)は昨年2月、モスクワの地下鉄内を歩いている途中、突然倒れ発作が起きたかのように全身を震わせました。

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周りの乗客らが彼を助けようとするなか、ズハボロフ被告の友人が「彼は新型コロナに感染した」と叫んだため、現場は大混乱に陥りました。

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しかし、これはズハボロフ被告らが計画したドッキリであることが分かり、物議となりました。

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その後、逮捕状が出されると警察に自首をしたズハボロフ被告。

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一時は最高刑罰5年と罰金50万ルーブル(約75万円)が科される暴力犯罪容疑で拘禁されるも、公共の場所で暴れた容疑で懲役2年4ヵ月が言い渡されました。

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また、ズハボロフ被告と一緒にドッキリ映像を撮影していたスタニスラフ・メリコフ被告、アルトゥル・イサチェンコ被告も懲役2年、執行猶予3年が言い渡されました。

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ズハボロフ被告の弁護人は、「こんなに状況が大きくなるとは予想していなかった」と明かし、「依頼者のいたずらはコロナウイルスの危険性に対する認識を高めるための行為であった」と訴えました。

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続けて、「彼がドッキリを撮影した目的は、マスク着用の重要性を強調することだった」と説明しました。

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さらに「裁判所がズハボロフ被告の刑執行前に拘禁期間を認め、検察と地下鉄当局が異議を申し立てない場合は3週間後に仮釈放される可能性がある」と明らかにしました。

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また、この映像は「ドッキリ」のウェブサイトに掲載されるも、警察の捜査が始まると削除されました。