女性の役者だけで構成されている「宝塚歌劇団」。そんな宝塚出身の女優やタレントさんが、芸能界では常々活躍しているのです。そこで今回は、退団後も目覚ましい活躍を見せている宝塚出身者を、厳選して5人ピックアップしてみました。
天海祐希
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1985年、宝塚音楽学校に首席で入学したスーパーエリートです。雪組公演の「宝塚をどり讃歌/サマルカンドの赤いばら」で初舞台を踏みました。後に月組に配属され、1993年に月組のトップスターになりました。そして1995年に、28歳で宝塚を退団。通常はトップスターを3年ほど務めるのですが、天海祐希さんはわずか2年で退団してしまったので、当時のニュースでも大変話題になりました。
真矢みき
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真矢みきさんは、1979年に宝塚音楽学校に入学。圧倒的な存在感があったため、入学当初から注目を集めて、常にトップと同等の扱いを受けていました。活躍っぷりから、「宝塚の革命児」と呼ばれていたとか。男役なのにセミロングにしたり、肩パットを初めて外したり、新たなチャレンジで話題になる一方で、嫉妬もあったと言われています。しかし1995年に公開された「エデンの東」で花組のトップスターに就任して以降の活躍は、目覚ましいものでした。その3年後の1998年に、惜しまれつつも宝塚を退団しています。
黒木瞳
写真:ourage.jp
黒木瞳さんは、娘役として絶大な人気を誇っていた人物です。黒木瞳さんは、1979年に宝塚音楽学校に入学しています。そして、1981年の「宝塚春の踊り」で初舞台を踏みました。その後、入団2年目で月組トップの娘役に就任。娘役としては史上最速だったため、当時話題になりました。大地真央さんから直々に「パートナーとして舞台に立ちたい」と申し出があったそうですから、相当力量が抜きん出ていたと思われます。そんな絶大な人気を誇っていた中、1985年の「二都物語/ヒート・ウエーブ」で、惜しまれつつも宝塚を退団したのです。
檀れい
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檀れいさんは、1990年に宝塚音楽学校に入学。娘役として地道な努力を重ねて、1999年に月組のトップの娘役に就任しました。さらに、2003年には星組のトップの娘役にも就任。そんな彼女の美しさは、「楊貴妃の再来」と称されたほどです。そんな、圧倒的な美貌と人気をキープしていたのですが、2005年をもって退団しています。天海祐希などと違い、最初は端役からのスタートだったのですが、娘役に大抜擢され、その後に大活躍を果たします。彼女のアドバンテージはなんといってもその美貌で、努力では到達できない才能をもっていました。
遼河はるひ
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遼河はるひさんは、1994年に宝塚音楽学校に入学しています。1996年に、月組の「CAN-CAN」で初舞台を踏みました。2002年の「鳳凰伝」では、新人公演の主演を果たして、一気に注目を集めるようになったのです。そして、2009年に公演された「ラスト・プレイ」「HeatonBeat!」で退団しています。その後は、女優としての活躍はさることながら、バラエティ番組でも明るいキャラクターを発揮して人気です。
まとめ
宝塚で人気を誇っていた彼女達が、退団した後も芸能界の第一線で活躍し続けているのは「すごい!」の一言です。宝塚人気と芸能界人気は全くの別物ですから、退団した後も、人並み以上の努力をしているのでしょうね。宝塚人気は2017年現在も引き続き継続中なので、今後、新しいスターが登場する可能性にも注目していきましょう。