日本のフィギュアスケート界を支えた人といえば、浅田真央と高橋大輔です。
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浅田真央というと、代名詞であるトリプルアクセルが思い浮かびます。彼女はそのトリプルアクセルを武器にして、世界と戦い続けていました。彼女は日本を代表するスケート選手ということもあり、様々な大会でメダルを獲得しています。まず、オリンピックでは、バンクーバーオリンピックで銀メダルを獲得しています。この時に金メダルを獲得したのは、別の選手でした。惜しくも敗れはしましたが、この時の演技は非常に素晴らしく、浅田真央が勝っていてもまったくおかしくありませんでした。世界選手権では、3大会で金メダルを獲得しています。このように、浅田真央は日本を代表するスケート選手だったといえます。
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そして、同じく日本を代表するスケート選手の高橋大輔も、数々のメダルを獲得しています。オリンピックでは、浅田真央と同じくバンクーバーオリンピックで銅メダルを獲得しています。そして、世界選手権ではトリノで金メダルを獲得しています。彼の持ち味はステップです。このステップは世界的に見てもトップクラスだということで話題になりました。彼はこのステップを駆使して世界で戦い続けていました。
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男子、女子のスケートの歴史に名を残す二人ですが、実は浅田真央の活躍の裏側には、高橋大輔が絡んでいたということが話題になっています。彼は、浅田真央が現役でフィギュアスケートをしていた際に、陰ながら支え続けていたということです。このことを裏付ける有名なエピソードがあります。それは、浅田がフィギュアスケートの活動を休止した後に復帰をした際のことです。彼女は、復帰戦をすることを嫌がっていたわけではありませんが、みっともない演技を見せることはできないと悩んでいました。とてもプレッシャーを感じていたのです。そこに、高橋大輔が力を貸したといいます。そして、彼女の復帰を後押ししました。point 359 | 1
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その方法はメールでした。激励のメールの内容は明かされていませんが、後日、会見で高橋大輔は、「一度場を離れてしまうと気持ちを戻すのは本当に難しい。でも、真央ならすぐにトップレベルに返り咲くはず」と語っていました。また、浅田真央が体調不良になった時も高橋大輔は支えていました。周囲の人は、「きつかったらやめてもいいよ」というような言葉をかけていました。しかし、高橋大輔は違いました。彼は「真央は一度やると決めたら絶対に曲げないから」といって、彼女のことを応援していました。この言葉から、彼は、浅田が体調不良を理由にスケートを断念しないようにサポートをしていたと考えることができます。サポートできない人間だったならば、決してこういった発言をすることはないはずです。しかし、こういった発言をしたということは、やはり彼女のことを周囲の目に触れないようなところでサポートし続けていたのでしょう。point 460 | 1
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このように、様々なエピソードから高橋大輔は浅田真央を支え続けていたということがわかります。しかし、このエピソードを間違った受け取り方をしてしまったことが原因となり、二人は恋愛関係にあるという報道をされたことがありました。しかし、これに関して二人は否定しています。二人の関係は、恋人同士だということは決してありません。あえて言うならば、同じ舞台で戦い続けてきた戦友ともいうべきでしょう。そして、年齢的にも、フィギュアスケート選手歴的にも先輩である、高橋大輔の優しさからくる気遣いが、このような二人の関係を生んだのでしょう。これから、二人がどのように活躍するのか注目していきましょう。スケートは引退してもメディアへの出演はまだまだ行うとみられています。point 390 | 1