日本一不幸な女優ともいわれている木村多江さんをご存じでしょうか。一躍女優として有名になった、リング~最終章~や、らせんのドラマでは、怖いだけではなく幸の薄い山村貞子を表現し、朝の連続テレビ小説では、放送第1週目にして未亡人となるなど、幸の薄い演技で魅了しています。このことから日本一不幸な女優とも呼ばれていることがわかります。
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また幸の薄い演技が上手ということには、父親との関係も影響しているといわれています。木村多江さんは高校卒業してから役者になりたいと、その道を歩み始めています。しかしこれに父親は大反対し、親子げんかも絶えないものでした。そして父親は、ある日突然病気を発症し、木村多江さんが役者になりたいという思いを理解してもらえないままに亡くなってしまいました。
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喧嘩をしたまま父親と別れることになった木村多江さんは、お父さんが亡くなったことは自分に責任があると罪悪感を抱いていたということです。罪を償わなくてはならないという思いが心の中にあるため、常に不幸な意識を持ち合わせていたといわれています。このような人生を経験してきたからこそ、日本一不幸な女優とよばれるようになった理由ともいえます。
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木村多江さんのイメージは、おっとりとした性格や、母性本能を感じる性格を感じさせますが、実際のところはどのような性格なのでしょうか。NHKの朝の連続テレビ小説の撮影現場では、木村多江さんが、現場が楽しくなればよいなという思いから、お笑いコンビのまねをしたり、ふざけたまねをしているというエピソードを紹介しました。このことから笑わせるのが好きで、明るく周りを楽しませてくれる素敵な女性であることがわかります。
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そして木村多江さんは2005年に結婚しています。旦那さんは芸能人ではなく、一般の方ですが、二人のなれそめは非常に面白いものとなっています。お付き合いを申し込まれたときに、最初は断るつもりだったのに、木村多江さんは間違えて、私でいいんですかと答えてしまい、後に引けなくなり交際がスタートしたといわれています。
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旦那さんの性格としては、素朴で優しい、家事や育児をよくってくれる、家では仕事の話はせずに家庭を大事にしてくれる人だということから、旦那さんとも素敵な関係を築いていることがわかります。木村多江さんが美しくきれいな女優でいられる秘訣も、このような旦那さんに支えられているからでしょう。2008年には女の子を出産し、すてきな旦那さんと可愛い娘さんの3人で仲良く暮らしているということです。