同じ内容のことを伝えても、言葉の使い方ひとつで相手への伝わり方が変わり、場合によっては相手を怒らせてしまうことがあります。とくにそれほど親しくない相手や目上の人、接客時などには注意が必要です。
声優の畠山豪介さん(@inava62)が投稿した、「伝え方ひとつで印象は変わる」と思った話がツイッターで話題になっています。下積みのアルバイト時代、飲食店でアルバイトをしていたという畠山豪介さん。女性グループのお客さんに「食器お下げしますね」と伝えたところ、「早く帰れってこと!?」と怒られてしまったそうなのですが…⁇
「テーブル広くしますね」とお客さんに言うようにしたら、逆にお礼を言われるようになったそうです。畠山豪介さんは「伝え方ひとつで印象は変わる。早く帰れ。」とつぶやいています。最後に本音が漏れていますね…。
飲食のバイトしてた頃、とあるおばちゃんグループの食器を下げるときに「こちらお下げしますね」と言うと「早く帰れってこと!?」とキレられたが「テーブル広くしますね」と言うようにしたら「あらありがとう」と言われるようになった。伝え方ひとつで印象は変わる。早く帰れ。
ADVERTISEMENT — 畠山豪介 (@inava62) May 30, 2020
「食器を下げる」という行為は全く同じなのですが、事実を伝えるのみでなく、相手のメリットをさりげなく提示している点が良かったのかもしれません。「ものは言いよう」という言葉もありますが、ちょっとした言い回しで相手が受け取る印象は大きく変わります。そんなことを改めて考えさせられるツイートです。
この投稿を見た読者の皆さんからは、教訓を称賛する声が寄せられていました。
・本当にそうですよね。伝え方、言い方って大事ですね。
・昔読んだあるプロ野球審判の随筆で、試合中に一人の外人選手に退場を言い渡した時、彼がエキサイトしていたのを見て機転で「シャワールームへ行きなさい」と言ったら、彼はホッとしたように少し笑って「OK」とグラウンドを出たとの由。荒れた場を治める物の言い方について、今も思い起こす逸話です。
・本音と建て前って大事ですな。
・皿を少しずつでいいから洗いたかったりするからなぁ…一概に早く帰れってこととは言えない。早く帰って欲しいんだけど。
・好印象を持ってくれても真意を酌んでくれないお客様の場合には本音を吐露したい。だができない…。
ごめんね。「こちらお下げしますね」って言われて「ありがとう」って本気でお礼言ったけど「帰れ」って言うサインを鈍感力発揮して気づかないふりして長居しちゃったわ。
ファミレスで平日で、ソーシャルディスタンス的な意味じゃない空席もたくさんあったから許して。
(๑´ڡ`๑)テヘペロ♡ADVERTISEMENT — くろねこ (@kronekoyahonpo) May 30, 2020
・祖父と喫茶店に行ったときに、頼んでないけど新しいお水のコップが置かれて、私は単に親切だと思った。祖父は、「もう帰ろう」とお会計済ませて出た。出たあと、祖父が「あれはそろそろ帰ってね、ってことだよ」と教えてくれた。くつろぐ場でもあるけどある程度の配慮は必要だと勉強になった経験。
レストランが混雑しているときに必要以上に長居をすると、お店に迷惑をかけてしまう場合があるようです。食事を終えたあとデザートなどを注文せずにおしゃべりに夢中になっていると、ウエイトレスさんが「お冷やお取替えします」と新しいグラスに取り替えてくれることがあります。
これは飲み物やデザートを注文しやすくするために巡回している可能性が高いのですが、場合によっては客の方が「長居しすぎているかも」を気を使い、お店を出るタイミングなのかもしれませんね。