エイベックスの松浦勝人会長に大麻使用疑惑が報じられました。情報源がどうやら元社員のようで、「週刊文春」に音声ファイル、LINEのやりとりの証拠ファイルが情報提供されたことで、松浦会長は史上最大の窮地に陥ることになりそうです。エイベックスといえば、ここ数年所属タレントの薬物関連の不祥事が続いていましたが…?
松浦勝人プロフィール
本名: 松浦勝人
生年月日: 1964年10月1日
出身地: 神奈川県
血液型: O型
松浦勝人会長が元社員から大麻使用の証拠を売られた?
最近になり、エイベックスの元社員とみられる女性から、松浦会長が大麻を常習していることが暴露されました。「文春オンライン」にて松浦会長と女性の肉声がおさめられた音声データやLINEのやりとり、膨大な数の画像データが提供されたとして、松浦会長は史上最大の窮地に陥っています。
エイベックス退社後も松浦勝人会長とのつながりがあった?
2012年にエイベックスに入社したという女性。しかし、人間関係に悩んだことでメンタルを崩してしまったことで3年ほどで退社したといいます。その後はフリーライターとして雑誌やウェブサイトに寄稿しているそうですが、エイベックスを退社した後も松浦会長は頻繁に女性を誘うようになったといいます。
特に2016年9月から12月頃までは、松浦会長とその側近の人達とほぼ毎日一緒にいたようで、松浦会長の自宅でVRゲームをしたり、夜中にラーメンを食べたりなどしていたようですが、週末になると決まって松浦会長と大麻を吸っていたといいます。ちなみに2人の間には男女の関係も無ければ、一線を超えることもなかったとのこと。
松浦会長から脅迫を受けたことで今回の暴露につながった?
その後、女性の元にある出版社から松浦会長の自伝の執筆依頼が寄せられたそうです。出版社の担当者は女性を通せば松浦会長も自伝本の出版を承諾するんじゃないかと思ったようで、そこで女性は2016年12月から松浦会長の生活に密着し、2ヶ月ほど取材をしたとのことですが、その際にボイスレコーダーで録音を欠かせなかったとのこと。
その後、女性はエイベックス時代にひどいパワハラを受けていたことで退社したことや、松浦会長を巡るトラブルについて自身のFacebookに公開しました。結局自伝本は松浦会長と出版社の都合で出版されず、原稿料はいまだに支払われていないことなどもFacebookに投稿したところ、松浦会長から脅迫まがいのLINEが送られてきたとのこと。そこには「あなたをご招待したハワイでの映像があまりに面白くてたまりません」といったLINEの内容で、その映像というのは大麻を吸って酩酊している女性を松浦会長が撮影したもののようです。
女性自身も松浦会長に誘われ、大麻に手を染めたことに負い目を感じているようで、今回勇気を出して告発をしたとのことです。松浦会長は社会的権力がある人物であるということを重々承知しているため、後に明るみになるのであれば今のうちに正直に明かそう、といったところなのでしょう。
沢尻エリカが逮捕された際に解雇されなかったのも納得?
エイベックスといえば、ここ数年で所属タレントたちが立て続けに薬物がらみの不祥事を起こしています。2009年8月に当時エイベックスに所属していた押尾学が、保護責任者遺棄致死罪と麻薬取締法違反で逮捕。そして2019年11月には合成麻薬・MDMA所持の疑いで沢尻エリカが逮捕されていますが、沢尻エリカの場合、押尾学の時とは異なり、現段階では解雇などの処分を下していません。
というのも、松浦会長は薬物疑惑が報じられたのが今回が初めてではなく、2009年に大麻使用を理由に前事務所を解雇された沢尻エリカが「(松浦会長から)『ドラッグならいつでも用意できる』と言われた」「一緒に 『ハーブ』を吸った」と周囲に話しているという関係者の証言が2012年の「週刊文春」にて掲載されたことがあります。
さらに翌年の2013年には松浦会長が大麻とコカインを常習しており、ヤクザからMDMAを調達しているという証言も確保されていますので、沢尻エリカの処分が寛大だったのも、松浦会長自身が薬物がらみで繋がっていたのであれば妙に納得してしまいます。また、薬物がらみでなくとも、小室哲哉(詐欺)、元AAAの浦田直也(暴行)といった所属タレントも逮捕されていることから「エイベックスはアーティストの管理がなっていない」と囁かれていましたが、トップがこれでは所属タレントの不祥事が続くのも仕方ないのかもしれません。
まとめ
このように、大麻使用の証拠が元社員から週刊誌に売られてしまった松浦会長ですが、女性が言うように松浦会長が「社会的権力のある人」ということが事実であれば、その権力がどこまで通用するのかが不明なものの、もしかするとこの件で裏で何か圧力がかかる可能性も否めなく、逮捕に至らないのではないか?といった声もあります。いずれにしよ、今後の進展に期待したいところですね。