超人気漫画「銀の匙」の作者
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週刊少年サンデーを愛読している人ならだれもが知っている「銀の匙」。大人気シリーズで、2011年から連載が始まったロングセラーです。北海道の農業高校に通う生徒たちの生活を描いた学園モノの作品なのですが、その作者が、荒川弘先生というわけですね。「汗と涙と家畜の酪農青春グラフィティ」をキャッチコピーとして連載当初から人気沸騰し、連載が始まった翌年には、なんと100万部を超える超人気作品にまで上り詰めました。そんな荒川弘先生の代表作の一つともいえる「銀の匙」が、2014年ぐらいから休載することが増えはじめ、長期休載になったり復活したりと、ファンにとってはこの先の続きが見たくてたまらないけれど先生が書いてくれないから見られない、というジレンマに陥ってしまったわけですね。point 407 | 1
気になる休載の理由とは
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「銀の匙」は、2014年ぐらいから休載することが始まり、荒川弘先生は時間を見つけてできる限り書こうとしたようなのですが、現在では長期休載の状態が続いています。しかし先生は、ファンが首を長くして待っていることを知っているので、不定期連載ということにして、時間がある時に書いてくれるということになっています。
銀の匙の大ファンにとっては気になる休載の理由ですが、どうやら先生のプライベートがかなり忙しくなってしまったことが理由のようですね。先生にとっては、この作品の連載は初めての週刊誌連載ということもあり、どれだけプライベートに仕事が影響するかという点を予測することは難しかったようですし、他にも百姓貴族という作品を連載していたので、掛け持ちをしながら全ての作品を連載し続けるのは大変だったのかもしれません。それに、お子さんが3人いるので、そちらのサポートも思ったよりも大変だったのかもしれませんね。point 246 | 1
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今回の長期休載には、家族の病気が原因していると噂されています。救済の理由について先生自身が「家族が体調を崩してしまい、療養をサポートするために執筆のペースを調整したいと思います」と述べられていますが、もしかしたら家族の病気が悪化しているという事が考えられます。もともと荒川弘先生は、妊娠している時にも出産直後にもファンのために漫画を描き続けた漫画家として知られていて、仕事に対する情熱や根性は人一倍あった人なのですが、その先生が執筆のペースを調整しなければいけないほどのことなのですから、よっぽどのことなのかもしれません。point 335 | 1
単行本で読むのが正解
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連載が始まったり休載になったりしている銀の匙は、週刊少年サンデーで読んでいると、続きが気になって仕方ないのに休載になると読めなくなってしまって、心が落ち着かないものです。そのため、単行本コミックスで読むという方法が良いかもしれませんね。いつ連載が再会になるか分からない作品は銀の匙以外にもあって、バガボンドとかハンターハンターなども不定期掲載がデフォルトとなってしまっています。ファンにとっては悲しい限りですが、単行本なら、ある程度まとまった量を一気に読むことができるので、荒川弘先生のファンとしては、ぜひこの方法で不定期連載のジレンマを乗り切りたいものです。point 364 | 1
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この不定期休載についてファンの反応を見ると、
「すべての作品が休載なら理解できるけれど、他の作品は連載続行で銀の匙だけが休載なんて納得できない!」
「救済する作品を選ぶなら、どうか銀の匙ではなくて別の作品にしてほしかった」
「毎週楽しみに読んでいたのに、これから何を楽しみにすれば良いのか分からない」
と嘆きの声が多いようです。ファンにとっては、今すぐにでも荒川弘先生に戻ってきてもらいたいところですね。