NHK受信料の徴収活動が、日本郵政の試行中のサービス「特別あて所配達郵便」を通して、2022年6月21日から本格的に始めると発表されました。この「特別あて所配達郵便」は、受取人の氏名が不明であっても、受取人の住所がわかっていれば郵便物を配達できるサービスです。
試験導入中のため、NHKからすでに届いたという人もいると言います。ツイッターのとあるユーザーTさんは、自宅に帰省していたゴールデンウイーク中に単身赴任先に届いていたといいます。受け取った郵便物の封筒を見ると、赤字で「重要 返送期日:5月7日」「特別あて所郵便」と記されていました。
届くまでは「特別あて所配達郵便」の存在を知らなかったそうだが、特に驚きは無かったと言います。届いたものには、郵便番号と住所のみで、ほかに個人情報は載っていなかったそうで、封筒に入っていたのは、「NHK放送受信契約書兼住所変更届」のハガキと本放送協会放送受信規約、放送受信契約のスマートフォン手続きの案内などだそうです。
中身について、「NHK放送受信契約書兼住所変更届」の上部には、「行き違いにより、すでにお届けいただいている場合や、テレビ等の受信機を設置されていない場合には、ご返送等必要ございませんので、なにとぞご容赦ください」と書かれているそうです。
Tさんは、テレビを設置しておらず、そのため開封後は、破棄したと言います。また、別のツイッターユーザーからも「特別あて所配達郵便」を受け取っていたと報告があり、「開封しなくても『受信料をお願いします』という内容かなと思ったと話します。
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