女優の上白石萌音さんが静岡県熱海市を中心とした大雨・土砂災害によって被害に遭われた方に向けた募金活動を開始し話題となっています。
募金活動を開始
上白石さんは7月5日に『静岡県熱海市・大雨土砂災害 緊急支援プロジェクト』として、クラウドファンディングを開始。また、現在上白石さんが行っているツアーの会場にも募金箱を設置し、自身も募金したとつづりました。
募金箱のツイートはこちら。
#yattokosa 鹿児島会場、ロビー入って右手に募金箱置いております!先程、微力ながら、萌音含めスタッフも募金させて頂きました。
ライヴ会場以外での実施の有無などは、また追って🙏本当に突貫なもので…🙇♀️ pic.twitter.com/HekRxMCrk1ADVERTISEMENT — 上白石萌音_マネージャー (@mone_tohoent) July 4, 2021
クラウドファンディングに関するツイートはこちら。
【募金のお知らせ】
全国の皆さまからの温かいお力添えとお言葉をいただき、この度クラウドファンディングを開始しました!
各所募金箱への募金をしてくださった皆さまも、 誠に有難うございます🙇♀️MG
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上白石萌音「静岡県熱海市・大雨土砂災害 緊急支援プロジェクト」 https://t.co/CUL8wvDcmXADVERTISEMENT — 上白石萌音_マネージャー (@mone_tohoent) July 5, 2021
同プロジェクトのホームページでは、《今わたしはツアーを回っています。こうして音楽を楽しめている一方で、ゆっくり眠ることすらままならない方々がいらっしゃることを思い、何かできることはないかと、会場に緊急募金箱を設置しました。直接足を運べない方々からのお気持ちをお受け取りする場所も作れたらと、この場を設けさせていただきました》と支援を呼びかけています。
集まった支援金の用途に関しては《然るべき団体に寄付し、追って活動報告にて詳細のご報告をさせていただきます》と説明しました。
こちらのクラウドファンディング、7月12日午前の時点で目標額50万円を大幅に超える800万円に達し、支援人数は6700人超えとなっています。
クラファンには賛否
素晴らしいと思えるこの募金活動。
しかし、金融アドバイザ-は「上白石がいち早く立ち上げたクラウドファンディングは世間の注目を集め、支援数も急増。ネット上でも大絶賛されています。一方で、芸能人の寄附金募集には批判的な声もあり、必ずしも賛同者ばかりではありません。実際、上白石の場合、クラウドファンディングの注意事項に《金額から、決済費およびサイト運営費を控除させていただき、残りを募金致します》と注意書きがあり、それならば直接自治体に寄付やふるさと納税をした方がいいという声もあります。クラウドファンディングは言い換えれば、お金を儲けた人のための〝金融商品〟です。寄付金の一部が業者の儲けになるのですから、賛否両論あるのは仕方のないことでしょう」と、この状況について解説します。
こちらが実際に上白石さんの同プロジェクトホームページに記載されている注意書きです。
実際に、ネット上では
《萌音さんがこのプロジェクトを敏速に立ち上げてくれて感謝しています》
《本人の人徳のなせるわざですね。上白石さんさすがです》
などと称賛の声があがっています。
しかし一部では、
《彼女の善意はたたえるが、運営費控除後の寄付ってのが引っかかる》
《直接的な寄付の仕方を示して、自分自身が寄付者になった方が印象深いと思う》
《クラファンに賛同し、募金した人たちが素晴らしいんであって、発足した人がなぜこんなに持ち上げられるのか謎だわ》
などと、厳しい意見も見られます。
勇気を出して行動をした点は素晴らしいことなのに、クラウドファンディングを選んだことで批判の的になってしまったようです。