人間であれば恥ずかしいですが誰でもオナラはしますよね。今回はそんなオナラに関する雑学についていくつか紹介していきますが、正直知らなくてもいいどうでもいい知識のような気もしますが、知っておくとなかなか面白いですよ。
オナラに関する雑学まとめ
1. オナラにより腸内爆発を起こし死んだ人もいる
写真: jin115
オナラには水素やメタン、硫化水素などの可燃性ガスが含まれるため、ライターやマッチで火を近づけると燃えることがあります。通常ではありえないことですが、大腸の内視鏡検査中にガス爆発により亡くなったケースもあります。内視鏡検査の前には、下剤を飲んで大腸内を清浄にしておきますが、このケースでは不十分であったとされています。そのため腸内にガスが溜まった状態で検査が行われました。そして検査で見つかった大腸ポリープを電気的に焼き切ろうとした際、腸内ガスに引火して爆発を起こしたのです。
2. オナラの速度は、平均で秒速3m(時速11km)
写真: triviahack
オナラの射出速度は秒速3mで、意外にも結構早いです。しかし近くの誰かが爆発音を鳴らしてから、臭いに感づくまでは10秒近くかかることもあります。これはおならが拡散されて、鼻まで臭いが到達するには時間がかかるためです。
3. オナラを我慢しすぎると口から呼気に混じって出てくることがある
写真: itami-kaihou4277
オナラを我慢しすぎると、お腹の張りや不快感だけでなく、呼気としてその悪臭が吐き出されることもあります。溜まった腸内のガスは消化管に再吸収され、ゲップのように口から出ていきます。
4. クラウディウスは「公共の場でオナラをして良い」という法令を発した
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現代医学においても、オナラを我慢することは健康に悪影響を与えるとしていますが、今から2000年以上前に生きていたローマ帝国の皇帝・クラウディウスも同じ考えでした。そのため彼は人が集まる晩餐会など公共の場で、無理に我慢することが無いよう放屁を認める勅令を出したのです。
5. 女性のオナラは男性よりも腐った卵の臭いがする
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女性のオナラは、平均して男性よりも多くの硫化水素を含んでいます。これが腐った卵の臭いに似ており、女性のオナラが男性よりも臭く感じやすい原因となります。
6. 成人は平均で1日に14回おならをしている
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1日に排出されるオナラの量はおよそ0.5リットルとされています。女性は認めたがらないかもしれませんが、男性と同じくらいオナラをしており、1日に14回はオナラをしているそうです。性別でオナラの回数はほとんど変わりません。
7. 世界で最も長いオナラは59秒
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世界で最も長いオナラは59秒とされていますが、この記録を達成したのは「自称屁こきのプロ」であるMr.メタンという男性です。彼はたいてい緑色の全身タイツ、マスク姿で現れる。オナラを自由に操ることができ、出る量を調節したり、オナラの突風を起こしてロウソクの火を消したり、音楽を奏でたりすることができるのです。
8. ヤギがしたオナラで飛行機が緊急着陸を迫られたことがある
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2186頭のヤギを乗せたシンガポール航空の貨物輸送機が、オーストラリア~マレーシアに行く途中で緊急着陸する事態にになったことがあります。その原因は、ヤギのオナラとうんこから出るガスでした。ヤギから放たれたそれらのガスが火災警報システムを作動させたのです。飛行機は目的の空路から外れ、バリ島に緊急着陸。安全が確認された3時間後に再出発し、目的地へ到着しました。
9. ヤノマミ族はオナラがあいさつ代わり
写真: kyouki.hatenablog
一般的に公共の場でオナラをすることはマナー違反とみなされますが、アマゾン熱帯雨林に居住しているヤノマミ族にとってはオナラがあいさつ代わりです。オナラでコミュニケーションをとれるということは、それだけ部族の結びつきが強いことの印なのかもしれません。
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