占い好きな人なら一度は聞いたことのある、「大殺界」という言葉。しかし複雑な計算をしなければならないのでは？と敬遠している人も多いはず。では一体大殺界はどんな計算方法で運勢を占うのでしょうか？大殺界調べ方をご紹介します。
大殺界ってなに？運気上昇できるの？
まず、大殺界とは六星占術において非常によくないとされる運気のことをいいます。六星占術は占い師の細木数子によって提唱されたもので、その人の生年月日を元に数を割り出し、その数を元に土星、金星、火星、天王星、木星、水星の6つの星（運命星）に分けて運命周期を占う方法です。
六星占術には「種子」「緑生」「立花」「健弱」「達成」「乱気」「再会」「財成」「安定」「陰影」「停止」「減退」の12の運気があります。運気には月運気と年運気があり、「種子」から始まり「減退」で終わる1サイクルの運気を月ごと、年ごとに繰り返しているといいます。なので、一度自分の運命星と月運気・年運気を把握さえすれば、何年後、何ヶ月後の運気を把握することができるのです。
大殺界とはこの運気がよくない時期のこと。月だったら大殺界は3ヶ月続き、年だったら3年続くとされています。とは言え、「種子」「達成」「財政」などの時期は運気が向上する時期。運気には順番とタイミングがあるのです。
六星占術にはプラスとマイナスがある？
六星占術の自分の星の割り出し方は複雑で難しいとも言われています。細木数子の著書の中には早見表が付いているものもあるので確認してみてください。生年月日によって割り出すことのできるのは運命星。また、絵とによって運命星が陽（プラス）か陰（マイナス）かを知ることもできます。
プラスだからよくてマイナスだからよくないというわけではないので、自分がマイナスの星人でも落胆しないように注意が必要です。基本的にプラスでもマイナスでもその性格に違いはないと言われており、単に運命を分けるだけの記号と考えて問題ありません。
大殺界の年齢の時には注意が必要！
大殺界は運命周期のうち、「陰影」「停止」「減退」の3つの運気が低迷する時期です。「陰影」は大殺界のはじまりで、新しいことを始めてはならないと言われており、「停止」も物事が全て上手くいかず、12の時期の中でももっともどん底。「減退」は大殺界の終わりの時期ですが、終わりだからと言って安心してしまうとまた不安的になり、大きな災いがやってくるといいます。
このように大殺界はつらく厳しい時期で、基本的に大殺界の時期の運気上昇の方法もないと言われています。しかし大切なのは「どうせ何をしても上手くいかないからなにもしない」と投げやりになるのではなく、挑戦をしない代わりに内なる自分を見つめ直してみること。それによって新たな自分を発見できるとも言われているので、是非実践してみてください。
まとめ
六星占術のひとつ、大殺界についてご紹介してきました。六星占術は一時期ブームにもなった占術家・細木数子のブレイクに伴い広まり、自分で自分の運気を知ることができるということもあり、気軽な占い術として今も多くの人が参考にしています。
ただ、大殺界の年になってしまったからと言ってすべてのことに消極的になってしまうのはよくありません。六星占術はよく当たるとも言われていますが、それだけにとらわれず、自分の運命は自分で切り開いていくくらいの気概を持って行動するようにしましょう。