元衆院議員でタレントの杉村太蔵(40)が5月13日放送のTOKYO MXテレビ「バラいろダンディ」(月~金曜後9・00)に出演。
この日、杉村は今Twitter上で大拡散されている「検察庁法改正案に抗議します」といったハッシュタグの抗議について、政治的な発言をする芸能人を非難する人々を強く批判しました。
「#検察庁法改正案に抗議します」──Twitterをこのハッシュタグが席巻している昨今。
その数はすでに600万ツイートを超えると見られているのですが、注目されるのは多くの芸能人たちも声をあげたことです。
その一部を列挙すると、女優の小泉今日子を始めとし、浅野忠信、ラサール石井、大久保佳代子(オアシズ)、井浦新、城田優、Chara、秋元才加、西郷輝彦、大谷ノブ彦(ダイノジ)、緒方恵美、高田延彦、水野良樹(いきものがかり)、日高光啓(AAA)、末吉秀太(AAA)など。
なかでも、歌手のきゃりーぱみゅぱみゅ(27)は今月10日、検察官の定年を延長する検察庁法改正にSNS上で抗議意思を示す「検察庁法改正案に抗議します」というハッシュタグ付きのコメントをツイッターに掲載したところ、
コメント欄では一部のユーザー同士での議論が交わされたほか、政治関連の投稿をしたきゃりーに対するイメージについての意見が寄せられていました。
ちなみに現在は同ツイートが削除されています。
これについて、元衆院議員の金子恵美氏(42)は、
「著名人の方の意思表明はいいことだと思います。ハリウッドでは大統領選挙で、自身の意見を発言する。ただインフルエンサーの人々の発言は影響力があるので、情報源をしっかりする必要がある。うそを流すくらいなら、行政に問い合わせると教えてくれるので」と事実関係の確認の必要性を言及。
そして、杉村は「芸能人が政治的発言をするな」という意見に「大反対」と一喝!!
声を少々荒げながらも、「政治的な発言に『賛成・反対』はあっても『正解・間違い』はない。今あなたが思っていることを言えばいいんだから」と自由に発言するべきだと強く訴えたのでした。
なんにせよ近年の日本において、これほど多くの芸能人が同時に時の政権について抗議を表明する事態は、きわめて珍しいことですよね。
この背景には、ここ数年の日本芸能界の変化があると思われますね。
誰でも発言する自由や権利があると思いますので、影響力のある人であっても、意思を持って声を挙げていくというのは大事だと思います。