「杉さま」こと昭和の大スターといわれる杉良太郎。当時の人気ぶりは凄まじかったようで、最近で言えばキムタクや福山雅治クラス、あるいはそれ以上だったかも知れません。そんな昭和の大スター杉良太郎ですが、3月11日の東日本大震災の日、杉良太郎の男前発言が再びツイッターで話題になっているとのことです。それは2011年の震災直後の被災地で杉が「売名行為では?」という問いに対して答えた内容のことです。
杉良太郎のプロフィール
本名:山田勝啓
生年月日:1944年8月14日
出身地:神戸市長田区出身
3.point 2 | 11の大震災でボランティア活動
2011年東日本大震災の被災地・宮城県石巻市雄勝町へ向かった杉良太郎を中心としたボランティア一行の規模は、目を見張るほどスケールの大きいものでした。夫人で演歌歌手の伍代夏子さんや事務所のスタッフ総勢24名が同行して、車両12台で現地へ向かったといいます。point 212 | 1
杉良太郎一行は、水2トン、下着類は4000枚、歯みがき一式を1万セット、クレベリン業務用セット2000セット、入れ歯洗浄剤500個、だるまストーブ21台、石油ストーブ8台、そして灯油にガソリンなどの燃料……など、考えに考え抜かれた救援物資を大量に積み込み、宮城県石巻市雄勝町に向かいました。
さらに現地では、カレーライス5000食、豚汁5000食、野菜サラダ3000食を被災者に提供。デビュー前の下積み時代、カレー店に住み込みで2年間働いていたという杉自身がカレーライスを味付けし、夫人の伍代が豚汁をふるまう。支援が遅れている同町で炊き出しが行われるのは初めてとなったそうです。point 208 | 1
杉良太郎の男前語録とは?
2019年、震災の日から8年目を迎えた3月11日、杉良太郎の名言がツイッターで話題となり、その言葉だけではなくこれまでの杉良太郎の復興支援やボランティア活動がネットで再評価されたのです。その名言とは、大量の物資を持ってやってきた杉良太郎にあるインタビューアーが「偽善や売名と言われることもあると思いますが…」と聞いたことに対して杉良太郎が返した返事のことです。point 259 | 1
「ああ、偽善で売名ですよ。偽善のために今まで数十億を自腹で使ってきたんです。私のことをそういうふうにおっしゃる方々もぜひ自腹で数十億出して名前を売ったらいいですよ」
東日本大震災の時
俳優の杉良太郎さんは大量の物資を支援が遅れていた宮城県雄勝町まで運び、車中泊を続けながら約10ヶ所で1万食以上の炊き出しを提供した
ADVERTISEMENT 「売名行為では?」との声に「ええ、偽善で売名行為です。今まで数十億円使いました。皆さんも数十億円で名前を売ればいい」と答えたという pic.twitter.com/XyjAbzVvuV
— ShounanTK (@shounantk) March 10, 2019
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名言はまだまだ続く
杉良太郎の言葉にはまだ続きがあったのです。ボランティアを続けてきた人ならではの信念と言っていいかもしれません。
「福祉をやるには確かに時間とお金がかかる。特にお金がないと見栄えのいい福祉はできません。でも、お金がない人は時間を寄付すればいい。お金も時間もない人は、福祉に対する理解を示し、実際に活動をしている人に拍手を送るだけで十分。それでもう立派な福祉家なんです。福祉ってそういうもんです。」
また、杉良太郎は被災地への支援だけではなく、ベトナムの孤児たちへの支援、ハンセン病患者への支援、刑務所への慰問なども積極的に行っているそうです。
ネットの反応
「杉さんが今まで行ってきた活動を知っているなら、売名とか言う人はいないと思います。」
「売名なんて言う人いるのか。慰問は有名人だからこそできることじゃないか。」
「凄い人だな…この行動力や信念はどこから来るのだろう?」
などのコメントが寄せられています。東日本大震災で被災された方にとっては非常に嬉しい支援だったことでしょう。良心で行っているボランティア活動に対して文句をつけるのはどうかと思います。ボランティア活動を行う人に対しては、声援を送ってほしいと思いました。
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