ふたを開けたらカチカチに固まっている砂糖を使うためにスプーンなどで叩いて砕くといったこの作業、誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか?こんなカチコチの砂糖をサラサラ元通りに、すぐに真似できる簡単な裏ワザがあるそうです!
和食や洋食、もちろんお菓子作りなど、どんな料理にも欠かせない調味料の「砂糖」ですが、いざ使おうと思った時に固まってしまっていて使いづらく、保管方法も難しいです。 そんな、砂糖の調理がもっと楽になる裏ワザを、料理研究家の長田絢さんが紹介してくださいました。
その裏ワザとは実に簡単で、どんなご家庭にもあるキッチンペーパーを水に濡らして使うことで、固まってしまった砂糖が元通りのサラサラ砂糖になるということでした。
サラサラ砂糖にする方法はとても簡単作業です。まずは、おうちにあるキッチンペーパーを水で濡らしてから軽く絞ります。そして、砂糖を保管している容器のふたと容器の間に、砂糖に覆いかぶさるように挟みます。
あとはいつも通りふたを閉め、キッチンペーパーの水気が乾くまで放置しておくだけでOKです。常温で約6時間ほど経過すると、あのしっとりサラサラの元通りの砂糖になるということで、とても簡単に長年の悩みがスッキリしてしまうとびっくりですよね。
砂糖が固まってしまう原理としては表面の「転化糖」という物質が乾燥して、水分が抜けてしまうことで、結晶化してしまうため固まってしまうそうです。 濡れたキッチンペーパーを上にかぶせ、適度な湿気を砂糖に与えてあげることで、転化糖に水分が戻って、結晶化していたカチカチの砂糖が再びサラサラの状態に戻る、ということでした。家にあるものですぐにできるので、さっそく真似して快適に砂糖を使いたいですね!point 250 | 1
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