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毛が抜ける皮膚病に苦しみ、自ら動物保護センターへ訪ね「救助要請」した犬


深刻な皮膚病にかかった犬は、自分で助けを求めようと動物保護施設にやってきました。

オンラインメディアのザ・ドドは、偶然に動物保護センターにやってきて、救助された捨て犬の話を伝えました。

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3月、インドの国際動物保護団体ヒューマン・ソサエティー(HSI)のオフィスは、いつもと変わらない一日を過ごしていました。

従業員のみんなが仕事をしていた時、路上を徘徊していたフェアリー(Fairy)という名前の犬がオフィスにこっそりと入ってきて、ソファで寝始めました。

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フェアリーがやってきたことに従業員たちが気付くまでに数時間かかりました。 HSIのエルロクパル・セングプタ(Alokparna Sengupta)副局長はメディアのインタビューで、「どこかから悪臭が匂ってくるまで、私たちはみんな気付かなかっただろう」と述べました。

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従業員はフェアリーの状態を細かくチェックし始めました。

フェアリーは皮膚病が酷くて、全身の毛がほとんどだ陥った状態であり、耳から血が流れていました。それだけでなく、数ヶ月間に渡ってきちんと食べることができず、首の皮膚が酷く垂れていました。

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フェアリーは獣医に送られて直ちに治療を受けました。

肌の状態が悪いことを除いて、健康状態は特に異常がなくて健康でした。フェアリーの皮膚病は発症してから長い時間にもかかわらずに、治療を受けられないまま放置されていたことが分かりました。

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セングプタは、「フェアリーは適時治療を受けず、皮膚病のせいで遺棄されたものとみられる」と述べました。

フェアリーはひどい痛みを伴う治療を黙々と耐えたと伝えられました。

抵抗一つもなく大人しくお風呂に入り、治療を受けました。 HSIの従業員はフェアリー優しくてフレンドリーな性格に驚かされました。

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フェアリーが完全に回復するまでに6ヶ月もかかりました。 HSIで3ヶ月間の保護と治療を受けた後、既にフェアリーを家に迎えたいと希望している家族がいたが、従業員はフェアリーの体が完全に治るまで待ってから養子縁組を望みました。

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新しい家族を見つけたフェアリーは、現在、飼い主の家の前庭を存分に走り回って、楽しい日々を過ごしていることが分かりました。

たとえ辛い経験をしても、優しいフェアリー自分自身の力で完全に新しい生活をスタートさせたのです。

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