原因不明の心臓のバクバクや、突然のめまいは自律神経に問題がある可能性が高いとされています。今回はそんな自律神経の症状と治療法について紹介していきます。
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自律神経とは?
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人体の自律神経系は3大神経系のひとつで、他には運動神経系、感覚神経系が挙げられます。自律神経系は構造的に脳から足の先までと広範囲です。自律神経は交感神経と副交感神経で構成されており、それぞれ中枢神経と末梢神経に分布します。簡単に考えれば、このような交感神経と副交感神経の適切な作用バランスが重要ですが、このバランスに問題が起きれば障害が起こり、ひどくなれば疾患につながります。
自律神経障害の原因は?
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自律神経障害は日本人に多い病気で、症状がひどくなれば日常生活にまで支障をきたします。特に職場の勤務時間が不規則だったり、昼夜逆転の生活をした場合、不眠症に苛まれ、睡眠障害がひどくなれば自律神経系の異常をもたらします。
自律神経障害の症状って?
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自律神経系の異常として現れる症状は様々ですが、代表的な症状として血圧、脈拍、消化器、睡眠、泌尿器、男性性機能障害、睡眠障害などがあらわれます。などで内科や泌尿器科を訪れる場合も多いですが、自律神経障害は主に神経科での治療が必要です。
検査の方法は?
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自律神経障害を検査する方法は様々です。主な検査方法は血圧、脈拍、心拍数、神経刺激の検査などが挙げられます。昔は適切な検査方法が無く、自律神経系の疾病があっても検査が難しかったものの、医学の進歩により、検査方法が発達してからは、多くの患者が客観的で比較的正確な検査結果を得られるようになりました。
治療できる?
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自律神経の疾病の治療法は症状によって異なります。薬物療法、生活習慣の改善、環境の改善などが主な治療法ですが、現代人に必要な副交感神経を活性化させればスマホの利用やテレビの視聴を減らし、瞑想やヒーリング音楽を聴くなど、適切で十分な休息は必要です。ストレッチを1~2分するだけでも心身のストレス解消につながります。