連日、多くの人が利用する「コンビニ」ですが、メリットもあればデメリットもあります。たとえば、24時間営業でそこかしこに存在しているコンビニならではの使い勝手は大きな魅力と言えますが、商品の価格はほとんどが定価通りなのでスーパーなどに比べると割高になってしまいます。早朝深夜など、通常のスーパーが営業していない状況であれば意にも介さないのですが、隣通しで並んでいる状況であれば敢えてコンビニを選択する人はあまりいません。
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たとえば、一本の缶コーヒーを購入する場合を例にとると、「スーパーなら100円以下」で購入できるのに対し、「コンビニの場合は130円」で購入しなければいけません。わずか30円程度の違いしかないと無視できる人ならば何も問題はありませんが、日々の食費を節約して貯蓄などに回すことを考えている人にとっては、わずか30円と言えどもけっして無視できない差です。とはいえ、そんな状況でも「積極的に選びたくなってしまう理由」もあります。point 280 | 1
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24時間いつでも好きなときに買い物をすることができ、商品ラインナップは非常に充実している点は魅力的ですが、可能な状況ならばスーパーを利用した方がお得です。行動同線などを比べて金額に換算した場合は必ずしもスーパーの方が優れているとは言えなくなりますが、仮に損をしてでもコンビニを選ぶ理由の一つが「おまけ」です。スーパーなどで販売している商品の中には、期間限定でおまけが付属している商品があります。分かりやすいもので言えば「ジュース類」で、ボトル口付近にフィギュアなどが付いている場合があります。スーパーでも購入できるおまけであれば、より少ない費用で多くの商品を購入できる分だけコレクションが効率的に進みます。しかし、中には「コンビニ限定のおまけ」があります。point 393 | 1
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コンビニ限定のおまけは、主に「缶コーヒー」に属しています。過去には、有名映画のキャラクターやディズニーキャラクターなどが付属していたり、大人気のスマートフォンゲームのキャラが付属していたこともあります。そのほか、スポーツカー、名車や働く車などがついていたこともあり、好きな人にとっては無視できない魅力があります。同じ商品が欲しいだけならば、より安く購入できる環境ほど優先度合いが高いと言っても良いのですが、この「限定のおまけ」が欲しい場合には価格以外の基準で優先度合いが変わります。そもそも、販売価格が安いスーパーでは限定のおまけを手に入れられないわけですから、必然的にコンビニで購入するしかなくなります。point 374 | 1
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本来、価格面で劣るコンビニで効率的に商品を販売するための手段としては、このような「限定」を設ける方法は非常に有効です。他では手に入らないだけに希少性が高まり、それを含めて換算するとプラスになることもあります。費用と労力はかかってしまいますが、限定コレクションをコンプリートした場合、それをリサイクルショップなどに持ち込むと高額で買い取ってもらえる可能性もあります。ネットオークションを利用する方法もありますが、場合によっては購入価格以上の価値で売却できる可能性も十分あります。そういったことも関係しているのか、コンビニでは頻繁にこの企画を行っていて、ファンも大勢います。point 356 | 1
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基本的には、一旦行ったキャンペーンの再販はほとんど行われません。もしも期間終了後に該当グッズを入手しようと思うならば、コレクターズマーケットやオークションなどで該当の商品が出品されるのを待ち、チャンスがあれば購入することになります。ただし、この場合は非常に高い価格になってしまう可能性もあります。そのため、コレクションするつもりならばリアルタイムで取り組んだ方がお得です。