子供3人にスタンガンを使って暴行し、けがを負わせたとして福岡県警は29日、父親であり犯人の後藤孝宏容疑者(45)を逮捕したと報道しました。3人の父親であった後藤容疑者は容疑を認め、「しつけのためだった」話しているそうです。
子供たちのしつけに使われたと思われるのは、なんとペット用のスタンガンでした。
ペット用のスタンガンは、ベルトが付いた首輪状の装置にトランシーバーのような形をしたリモコンで、犬のしつけなどに使うそうです。しかし、これが子供たちのしつけに使用されていたというので、非常に衝撃的な虐待事件です。
このスタンガン事件は今年2月、後藤容疑者は小倉南区の自宅で、専門学校生の長女、中学生の次女、小学生の長男の腕や手の甲などにペット用のスタンガンで通電する暴行を加え、長男にやけどを負わせた疑いがもたれています。暴行後には、長女が学校に相談したことで学校から通告を受けた児童相談所が警察に通報したそうです。point 215 | 1
では後藤容疑者とはいったいどういった人物だったのでしょうか?現在分かっている簡単なプロフィールがこちらです。
名前:後藤孝宏(ごとう たかひろ)
年齢:45歳
職業:無職
住所:福岡県北九州市小倉南区
なお、後藤容疑者は、約10年前に10歳年下の女性と結婚していることが明らかになっています。被害に遭った3人の子どものうち長女と次女は妻の連れ子で後藤容疑者とは直接的な血縁関係はないようです。しかし一方で、11歳の長男に関しては後藤容疑者の実子であります。
そしてSNSの特定をすべく、Facebookで「後藤孝宏」で検索すると、同姓同名のアカウントが複数見つかりました。しかし、それが本人であるかどうかの特定はできませんでした。
また、顔写真も出回っておらず、現在は簡単なプロフィール情報しかわかっておりません。
虐待事件とはいえ、犬用のスタンガンを使用した凶悪的なしつけ方法に、世間からも大きなバッシングを受けています。
ネット上では以下のような反応がありました。
「躾を大義名分とした虐待が横行し、親も躾と虐待の区別が分からなくなっている。いっその事、米国の様に子供に対する暴力的な行為は些細なものでも虐待とみなして、躾は親が見本を示すこと、そして子供に話しても無駄だという先入観を捨て、面倒がらずに語りかけることで躾ける能力を親に磨かせた方が良いように思う。」
「しつけも大事だが、職を見つける事も大事やで」
「恐ろしい父親だが、簡単にスタンガンが買えることが恐ろしい。」
「自分が働いて家族を養うという自覚と責任感は勿論、父親としての矜持や美学がないヤツはダメ。」
最近では恐ろしい虐待事件が絶えませんが、どうしてこの母親は止めることができなかったのでしょうか・・・