スタップ細胞の発見で、一躍時の人となった小保方さん。ノーベル賞級の発見として世界中を騒然とさせたあの出来事、まだ記憶に新しい人が多いかもしれません。どん底に落とされてしまった彼女ですが、今現在はどうしているのでしょうか。今回の記事は、小保方さんの一連の騒動と現在の活動についてまとめてみました。
小保方晴子とはどんな人物?
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スタップ細胞騒動で、「悲劇のリケジョ」と呼ばれた小保方晴子さん。スタップ細胞研究の、中心人物でもありました。
そんな彼女は1983年に千葉県に生まれ、幼少の頃から研究者を目指しなんと再生医療にも興味を覚えていたようです。そして2002年に早稲田大学の理工学部に進学し、卒論では微生物の研究に取り組んでいました。大学を卒業後はそのまま早稲田大学の大学院に進み、先端生命医科学センターにて幼少の頃から興味を持っていた再生医療について研究をはじめます。彼女は非常に研究熱心であり、日曜日も関係なく毎日夜遅くまで残り研究に明け暮れていました。また非常に真面目な性格でもあり、プレゼンの際にも細かいところまできっちりと資料を揃えていたようです。このような日頃の研究に対する姿勢とクオリティの高い論文が指導教授たちから高く評価され、2008年には倍率が非常に高い日本学術振興会特別研究員に選ばれました。
スタップ細胞の騒動を解りやすく紹介!
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スタップ細胞とは簡潔に説明すると古くなってしまった細胞を若返らせることができる細胞であり、もしこの発見が本物であり活用されていたのであれば様々な病気の治療にも活用できたと言われています。特にがんの治療には非常に有効的であったため、あれだけ大きく取り上げられたのでしょう。
小保方さんはスタップ細胞の発見と共に、一躍時の人としてテレビや雑誌で見かけない日はないほどにマスコミに露出。またピアスを開けていたり割烹着を着ていたり女性らしい格好を怠っていなかったため、理系女子が「リケジョ」と呼ばれ一大ブームにもなりました。
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しかし捏造疑惑が浮上してしまったことにより、国民的ヒーローから悪者扱いへとマスコミの対応は一点。さらにスタップ細胞は合同で研究していたのにも関わらず、釈明会見には小保方さんのみが出席と言うあまりにも容赦のない仕打ちでした。推測でしかないですが小保方さんはトカゲの尻尾切りの被害者になったのではないかという声も多く上がっています。そして追い討ちをかけるようにSTAP細胞論文の著者の一人でもある理化学研究所笹井芳樹副センター長が自殺をしてしまい、一連の騒動は闇に葬られる形となってしまいました。小保方さんもスタップ細胞は本当に存在すると叫び続けていましたが、一度失ってしまった信用を取り戻すことはできず、理研を解雇。早稲田大学院博士号も剥奪されてしまいました。
小保方さんの現在は?
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小保方さんは現在もなお、マスコミに付け回されており外出もままならないようです。そのため、どこに住んでいるのかも分からない状態です。
しかし2016年に「あの日」というスタップ細胞についての著書を出版し、一連の騒動の真実を告白しています。それゆえもしかしたら、彼女の潔白が証明される日が来るかもしれません。
まとめ
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小保方さんは、著書の中で現在うつ病を患っていることも告白しています。不正は当然いけないことですが、もしこの騒動が組織ぐるみの不正であり小保方さんだけが世間に晒されているのであれば、絶対に許すことのできない行為です。