火葬中に棺桶の中から「助けて!」と声がしても、火葬場の職員は絶対に助けません。
その理由は一体何でしょうか。
そんな火葬場にまつわる都市伝説の真相はこちらに…
日本人が亡くなったら、誰もがお世話になる火葬場。
戦前、は日本でも火葬せずに土葬することが珍しくありませんでした。
現在、「墓地、埋葬等に関する法律」においては、火葬も土葬も平等に扱われています。
土葬をしても構いません。
しかし、衛生の観点からして、実際に行われているのは極一部の地域のみであることが分かりました。
火葬の場合、死者を弔う火葬場には、遺体安置所と同様に怖い話や都市伝説が存在しているのです。
今回は、そんな都市伝説をご紹介いたします。
コチラは、ネット上に投稿された、火葬場にまつわる2つの話をご紹介いたします。
火葬場の職員は
火葬中に窓から中を見れるのだが
生涯で数回は火がついて暫くしてから
息を吹き返した人が熱さで
もがき苦しんで確認用の窓越しに
職員に助けを求めるとか
もともと病気の末期の人だし、
助けても全身火傷で100%生還は無理なので、
そっと手を合わせて窓を閉めるという。
引用:navisoku.com
うちのそばに戸田火葬場があるけど、
そこの人に聞いたら、
10年に1回くらいの確率で
火葬中に生き返る人がいるみたい。
あまりの高温に、
ショックで生き返るんだってさ。
火力の調整室に焼き加減を見る
小窓があるんだけど、
そこから覗くと、
中で生き返った人が暴れてるんだって。
そういう場合は、
途中で止めてもどうせ助からないから
そのまま焼いちゃうんだって。
暫らくは、
中から扉をドンドン叩くらしいけどね。
遺族に言っても
嫌な思いさせるだけだから
黙ってるっていってた。
引用:navisoku.com
この二つの話のどちらもが、火葬を始めてから死んだ人が生き還って、助けを求めるという話でした!
しかし、このようなことは現在でも実際に起きているのでしょうか?
実は、「死後24時間以内は火葬してはならない」と法律では規定されているため、このようなことは、現在ではありえません。
24時間は、人間が蘇生する可能性のある時間であることから規定されているそうです。
戦前は、死亡診断の技術が発達していなかったため、仮死状態を死亡と判断してしまい、火葬中に蘇生するケースがあったのだそうです。
現在では、死後24時間以上経過すると、“死斑”と呼ばれる紫色の反転が出てきたことで、死亡を判断することもできます。
通夜や告別式で24時間以上経ってから火葬するケースが多くなり、近年の都市部では、火葬が多すぎて数日待たされることもある、「多死社会」へと徐々に変わってきています。
また、火葬の熱によって、人間の体が反り返ったり、座ったりするような状態になることは可能です。
これは「熱硬直」と呼ばれる現象であり、これを生き還ったと誤解されるケースもあります。
もちろん、現在ではありえない話です。
ネットでは…
「戦前はそういうこともあっただろうが、今はないでしょ。」
「火葬を待たされる時代かよ・・・」
「本当だったら怖すぎるな」
「あったとしても筋肉が熱で収縮してるだけだろうな」
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