例年より異常な猛暑がまだまだ続きそうな、今年の夏。学校や職場に冷たい飲料を長時間キープできる、保冷機能のある金属製のマイボトル(水筒)を持参している人も多いのではないかと思われます。そんな中「金属製ボトルにスポーツドリンクを入れるのは危険」と言われているようですが、その理由は一体何なのでしょうか？
体調が悪くなる？
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暑い季節は、スポーツドリンクを欲する人も増えてきます。これ以外にも、果汁ジュース・乳酸飲料・ビタミンCといった酸性の強い飲料はステンレス製やアルミ製などの金属の水筒に入れることは注意が必要だといわれています。酸性の強い飲料は塩分が含まれており、水筒に入れることで金属の成分が溶けだし（サビが発生）、毒素が出ることで吐き気・めまい・頭痛などの中毒症状を引き起こすおそれがあるのだそう。短時間に金属の成分が溶けることは微量であるといわれていますが、使用回数が多く、水筒の内側に傷がついている可能性があれば、溶けやすいため気をつけたいところですね。
漂白剤で洗わないほうがいい？
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水筒の使用後は茶渋やぬめりが気になり、漂白剤でスッキリしたい人も多いのではないでしょうか。「漂白剤でピカピカになった！」という感想も見られますが、多くの漂白剤は「塩素系」であり、ステンレス製などの金属の水筒では傷めてしまうため、おすすめできません。茶渋やぬめりなら、簡単お手軽に落ちる方法があります。それは、頑固な汚れや使用感たっぷりで変色してしまったスプーンやフォーク、アクセサリーをピカピカにすることでも知られている「重曹」を使用した洗浄方法です。水筒にお湯を入れた後、小さじ1杯ほどの重曹を投入し（多く入れても問題なし）、蓋をしめてよく振ってから、1時間ほど放置するだけでOK。簡単なので是非お試しを。