カルマとは?
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仏典などの日本語での解釈では「業」という意味合いで使われる。カルマは「過去(世)での行為は、良い行為にせよ、悪い行為にせよ、いずれ必ず自分に返ってくる。」という因果応報の法則のことであり、インド占星術の土台であるヴェーダ哲学の根底に流れる思想である。スピリチュアルの世界ではカルマは切っても切れない関係であり、サンドラ・ブロックやシルベスター・スタローンなどのハリウッドセレブや著名人たちがカルマに関してコメントするのを目にすることもしばしばだ。
カルマを確かめる10の項目
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例えば家族の中で、決まっていつも親とことごとく意見が合わなかったり喧嘩が絶えない者がいたとする。そういう場合はカルマによる負の作用である妨害が強く働いており、それによって苦められている可能性がある。過去に起きた不仲や議論から派生しているこうしたカルマは、原因を見つめ直して和解したり解決すべきであったのに、何世代にもわたりこれまでも無視されたり否定されてきたのであろう。そして次の世代にも同じことが引き継がれて繰り返されてしまうのである。
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1.
2. 容姿・性格その他が家族の中の誰にも似ていない。
3.
たまにいきなり病気にかかったりする、そして時々肩がずしんと重く感じることがある。
4. 家族の中で変わり者扱いされている。
5. 小さい時分より家族のカルマに気づいており、それを克服したいと考えている。
6. 負のカルマが家族に対していつか悪い影響を及ぼさないかどうかを憂慮している。
7.
負のカルマがとりわけ自分に有害であることを憂慮している。
8. 自分が意図する、良いと考える行動がちゃんと取れているか疑問である。
9. カルマの概念に関連して迷信深い面がある。
10. 家族のカルマが解消に向かっていると感じられる際には、あえてあまり望みを持たないように努めようとする。
ここで気になるのは、上記のサインに当てはまる場合、どのようにカルマを克服すれば良いのかということ。理論から言うと、まず家族が抱えているカルマを表面化して共有することだ。
負のカルマは克服できる
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意見の相違や争いを生む、負のカルマの原因になった本質を特定すべきであり、そして特定できたならば、その事実(または失敗)を認めて受け入れよう。克服のために心がけることは以下のとおり。
1. 瞑想し、繰り返し起こる問題の核心を探るため、自己反省を促す。
2. 問題となっている行動のパターンを理解し、変えようと試みる。
3. 自分自身のエネルギーと精神を支配し、コントロールするように努める。
まとめ
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効果的な方法は自分の考えや感情、行動に責任を持ち、すべての面で嘘や誤解を避けることだ。良いことでも悪いことでも、自分のしたことは必ず自分に巡って返ってくる。だが、負のカルマから解き放たれて問題を乗り越えることは決して不可能なことではないのである。