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2006年夏の甲子園で旋風を巻き起こした優勝投手、ハンカチ王子と呼ばれドラフト一位で日本ハムファイターズに指名された投手と聞けば誰もが斎藤佑樹投手を思い浮かべるでしょう。ではそんな斎藤佑樹投手の球速にまつわる話をまとめてみましょう。
記憶に残るマー君との投げ合い!最後の一球も力あるストレート!
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斎藤佑樹投手の名前が全国に知れ渡ったのは何と言っても、早実を夏の甲子園初優勝へ導いた投球でしょう。マウンド上で涼しい顔をしながら爽やかにハンカチで汗を拭う姿から「ハンカチ王子」とメディアで話題になりました。決勝では現ニューヨーク・ヤンキース所属の田中将大選手との激闘を演じ、試合は延長戦でも決着がつかずに再試合となりました。斎藤佑樹投手の高校時代は球速が平均145キロ前後でした。あの決勝延長再試合の局面でも球速は衰えることなく、最後の打者となった田中将大選手に投じた直球も145キロを超えていました。
大学時代には150キロを計測!!無双状態の斎藤佑樹投手!!
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斎藤佑樹投手は高校卒業後にすぐにプロに上がらずに、大学進学の道を選びました。大学4年での成績も群を抜くもので、史上6人目となる通算30勝300奪三振を打ち立てます。大学に入ってからも斎藤佑樹投手の話題は尽きることなく、50年ぶりとなる早慶による同率首位優勝決定戦で勝利投手、主将として早大を大学リーグ優勝、大学日本一とあらゆるタイトルを総なめします。この頃から斎藤佑樹投手がインタビューで発した「持っている」という言葉が流行り出し社会現象にもなりました。大学時代には斎藤佑樹投手の速球は150キロを超えるようになり、プロでの活躍も大いに期待さてるようになっていました。
プロ入り後はケガに見舞われ苦難の連続!
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北海道日本ハムファイターズに入団した斎藤佑樹投手でしたがケガに見舞われるなど本来の投球を見失い、残念ながら球速も平均値が140キロに届かない日々が続いています。プロでは最速147キロを計測した時もありましたが、現在では制球力と変化球で相手をかわす技巧派として活躍しています。持ち前の話題性でいつもメディアに取り上げられ、ファンからもかつての雄姿を取り戻し、一軍のマウンドで躍動することが期待されています。大学時代のように150キロの速球を取り戻すことは難しいかもしれませんが、制球力を磨きアウトサイド低めにコントロールできるようになれば完全復活も近いことでしょう。
完全復活の期待がかかる斎藤佑樹投手の今後とは!?
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斎藤佑樹投手は高校時代には145キロ、大学時代には150キロの球速を計測することもありました。プロに入ってからは平均球速が139キロとなっていますが、もともと球速だけで勝負するタイプのピッチャーではないのでまだまだ活躍する可能性は十分にあります。不屈の精神力でメディアやアンチファンを見返してもらいたいものですね。