2018年にデビュー40周年を迎えるサザンオールスターズがこれまでに発表した作品は、シングル55作・オリジナルアルバム15作を数え、総楽曲数は272曲となっています。
55作あるシングルの中でバンド史上最大売上枚数を記録している作品は「tsunami」であり、サザンオールスターズの代表曲として幅広い世代の方から認知されています。
ただ、サザンオールスターズの楽曲には名曲が多く、「tsunami」以外にもファンの間で人気の高い楽曲も数多くあるため意見も分かれます。
今回はそんなサザンオールスターズのファンから高い支持を受けている楽曲の数々を紹介します。

サザンオールスターズのシングル曲の中で人気の高い作品
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サザンオールスターズ最大のヒット曲である「tsunami」はバラエティ番組の恋愛ドキュメンタリー企画のテーマソングとして使用されたラブバラードです。
同様にテレビドラマや映画主題歌となるようなバラード系の楽曲はいずれも高い人気を誇っています。
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人気ドラマ「ふぞろいの林檎たち」の主題歌で1979年3月に発売された「いとしのエリー」や
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桑田佳祐初監督作品となった映画「稲村ジェーン」の主題歌で1990年7月に発売された「真夏の果実」らがそれです。
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また、1982年10月発売の「Ya Ya (あの時代を忘れない)」や
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1985年8月発売の「メロディ (Melody)」など30年以上も前のバラードシングル曲も根強い人気となっています。
また、サザンオールスターズと言えばライブということもあって、ライブ映えするロックな楽曲も人気となっており、
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デビュー曲の「勝手にシンドバッド」や
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「匂艶 THE NIGHT CLUB」
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「ボディ・スペシャルⅡ」
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「ミス・ブランニュー・デイ」
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「みんなのうた」
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「HOTEL PACIFIC」などライブの終盤を華々しく飾るような楽曲に人気が集まっています。
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ただ、これらのシングル曲のほかにもファンから大きく支持されている楽曲があります。
それが2005年6月に発売された41thシングル「LOVE AFFAIR 〜秘密のデート」です。
この楽曲はタイトルが示すように不倫をしている男の歌ですが、メロディーが実にサザンらしく爽やかであり、カラオケで歌いやすいということもあって人気となっているようです。
サザンオールスターズのアルバム収録曲の中で人気の高い作品
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サザンオールスターズはデビュー以来、オリジナルアルバムを15作発表しています。
シングル表題曲以外のアルバム収録曲の中にも当然のように名曲は多く、どのアルバムにも人気の高い楽曲が存在します。
そういったアルバム収録された楽曲の中でファンからの人気が高い曲となっているのは、アルバム作品の核となるようなバラード曲であったり、ライブの終盤を飾ることができるようなバラード曲が多くなっています。
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1982年7月に発売された「NUDE MAN」に収録されている「Oh!クラウディア」、
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1983年7月に発売された「綺麗」に収録されている「旅姿六人衆」、
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1984年7月に発売された「人気者で行こう」に収録されている「海」、
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1990年1月に発売された「Southern All Stars」に収録されている「逢いたくなった時に君はここにいない」、
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1992年9月に発売された「世に万葉の花が咲くなり」に収録された「慕情」、
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1996年7月に発売された「Young Love」に収録された「心を込めて花束を」、
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2015年3月に発売された「葡萄」に収録された「蛍」などがシングル表題曲以外の人気のバラード曲となっています。
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また、1990年9月に映画のサウンドトラックアルバムとして発売された「稲村ジェーン」に収録されている「希望の轍」はシングル化されていない楽曲にも関わらず、ライブで盛り上がる楽曲としてサザンオールスターズファンから高く評価されている人気楽曲となっています。
まとめ
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デビュー以降、サザンオールスターズが発表してきた楽曲は272曲を数えていますが、シングル曲を中心として幅広い年齢層から愛される名曲が数多くあります。
特にデビュー以来、コンスタントにヒット曲を生み続けてきたサザンオールスターズの凄さは、30年以上前の昭和の時代にヒットした楽曲であったとしても、平成の今の時代に聴いても古さを全く感じさせない質の高い楽曲を数多く発表してきたという点です。
実際にファンの投票によって楽曲の人気ランキングを行ったとしても、サザンオールスターズの楽曲は名曲が多いため多くの曲で票が割れてしまう傾向が強いです。
そして、今後もこの傾向は続くと思われます。