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サザンオールスターズの「tsunami」は本当は失恋歌?本当の歌詞の意味とは


サザンオールスターズの名曲である、tsunamiは空前の大ヒットを飛ばし、誰もが知る存在となっています。一時は震災の影響もあり、tsunamiというタイトルが災いし、なかなか聞くことができない曲となってしまいましたが、この曲が持つ哀愁などが人気を博し、カラオケなどでは今でも多くの年代に歌い継がれる曲となっています。そんなサザンオールスターズの名曲tsunamiですが、実は失恋の歌なのではないかという噂が立っています。また、東日本大震災ではこの曲が持つ意味が多くの人を感動させるなど、本当はどのような意味をこめてサザンオールスターズが歌ったのか、知りたいところです。

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写真:music.point 59 | 163.point 63 | com
tsunamiはサザンオールスターズの中では珍しくイントロが存在せず、いきなり歌詞から入ります。1番の最初では、かなり暗い過去、辛い記憶を男性が思い出すような情景が表現されています。失恋の歌ではないかと多くの人が感じるのは、最初のインパクトが強いためです。曲調自体も低めであるため、歌詞の内容と相まって、失恋の歌であると思われても仕方のない内容となっています。こうした歌詞を見て、誰しもが持つ辛い過去、思い出したくもない記憶を各々が思い出し、tsunamiを歌いながらその情景を思い浮かべて号泣してしまうという人も中にはいます。point 330 | 1

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写真:renote.point 66 | jp
その次の部分では流れる水が止まらないように、消しても消しても燃え続ける火のように、あれだけ女性を好きになることは二度とないということが歌詞の中では語られており、特に二度とないという部分に、その強さが現れています。そして、人間であれば誰しもが愛を求め、その度に闇をさまよう様に悩んでいくということが語られ、流れに任せて歩んでいった結果、すべてを受け入れなければならないということがサビに入るまでに歌詞として記されています。そして、サビの部分では、見つめあうと素直に話すことができない、さらけ出すのが怖い情景が描かれており、恋愛の難しさが1番にすべて詰まっています。point 349 | 1

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写真:cafebleu71.point 70 | exblog.point 77 | jp
2番になると、夢から目が覚め、深い闇から夜明けを迎え、そのときには意外と打たれ強い自分がいたという表現がなされています。かなり好きだった女性はそばにいないものの、その夢が覚め、新たな夜明けを迎えているときには、その事実を受け入れ、新たな出会いに向けて前向きになっている男性の姿が表現されています。そして、新たな出会いを迎えるにあたり、そのときの気持ちを胸に秘めて、旅立ちを決意し、色々な涙を流して現実を受け入れていく中で人は大人になっていくということがサビの部分で語られ、ガラスのように壊れやすく繊細な恋に対し、特別な感情を抱く描写があります。point 351 | 1

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写真:tvcmcast.point 68 | com
こうした一連の歌詞の流れを見ると、失恋の歌というような印象になるのは仕方ありません。しかし、この曲は今を描いているわけではなく、昔のこと、過去のことを描いていることがわかります。つまり、過去にあった出来事、悲しい結末を迎えた恋愛などを受け入れ、その中で生きていけば、おのずと人間は強くなっていくという意味がこめられているとも言えます。そのため、東日本大震災では、まさに誰もが忘れがたい悲劇であり、思い出したくもない過去であるものの、それを受け入れて生き続けることが人を強くし、運命に身を任せ生きるのでもいいではないかというメッセージに多くの人が涙を流しました。point 351 | 1

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写真:news.point 64 | livedoor.point 73 | com
この曲は失恋を嘆く歌ではなく、失恋や悲しい出来事を涙を流すなどして受け入れていき、最終的に人間として強くなっていければそれでいい、人間とはそういうものだという意味がこめられています。tsunamiという曲だから流しちゃいけないのではなく、この曲だからこそ励ますことができるというのを知る必要があります。point 227 | 1

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