飲食店を経営するにあたって、避けたい事柄のひとつが「クレーム」ではないでしょうか。
クレームは些細な不満がいくつか重なった時に起こり、うまくフォローできれば大抵のクレームはすぐに解決します。
相手の話をしっかり聞いて話し合うことで円満に解決するクレームが、理不尽な客によって大きな問題となった事例があるので紹介します。
アメリカ・テキサスで、ある客が「スープが熱すぎて、プラスチックの蓋が溶けて中に入った」と払い戻しを要求し、店員がこれを拒否すると、そのスープを店員の顔に投げつける事件が発生しました。
9日(現地時間)、ニューズウィークなどのメディアによると、テキサスにあるメキシコのファストフードチェーン店で7日、辛いスープを購入した女性が払い戻しを断った店員にスープを浴びせました。
女性は店員に「テイクアウトしたスープが熱すぎて蓋が溶けた」とし、「異物がスープに入っているので払い戻してほしい」と要求しました。
店員がこれを断ると、怒った女性はスープをそのまま店員の顔に投げてしまいました。
当時の状況を撮影した防犯カメラの映像がSNSにアップロードされ、この動画は500万回以上の再生数を記録しました。
幸い、店員は大きな怪我はしていないといいます。
周囲にいた他の客たちが、この女性の車のナンバープレートなどを記録しており、被疑者を特定できたといいます。
女性は現在、裁判での判決を待っているところです。
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