2020年11月2日、EXILEのヴォーカル・ATSUSHIさんがグループ卒業を発表。同日放送された『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)では、公式発表前に宮根誠司さんに直接グループ卒業の報告をしていたことが明かされました。
ATSUSHIさんは来年9月の20周年という節目を目前にして、EXILEからの卒業を決断。これでデビュー当時の初期メンバーは全員がグループを離れ、14人体制となります。
また今後は「EXILE ATSUSHI」という名義で、ソロ活動に専念すると明かしています。
宮根さんは、番組内で公式発表の10日ほど前にATSUSHIさんから直接報告を受けていたとし、「1時間でもいいから会ってって言われた」「そういうのは初めてだったんで、ただ事じゃないなと」とその時の心境を語っていました。
ところが店に向かうと「パッと開けたらまぁ屈託のない笑顔だった」「すっごいいい顔して無邪気な顔してるから、どうしたの?って言ったらEXILEを卒業させてもらうことになりましたと」と報告を受けたといいます。
これまでEXILEで歌ってきた楽曲は約200曲でトータルCDセールスは3500万枚に上ります。
ATSUSHIさんは自らの留学を理由に、16年から約3年間、グループの活動休止。さらにコロナ禍で自分を見つめ直す機会も多かったといいます。
コロナ禍の影響でこれまで当たり前にできていたライブができなくなり、活動が制限された状況の中、「次のステージへと進化するために、40歳というのは、歌手として挑戦できる最後のタイミングではないか」「命には限りがある」と切実に感じたそうです。
様々な悩みを抱えていた中「もういいよ、好きなことやりなよ」と、背中を押してくれたのはEXILE HIROさんだったとし、グループ卒業を決断。
宮根さんは報告を受けた際、「楽になったでしょ?」と尋ねると、ATSUSHIさんは「楽になりました」と答えたといいます。
EXILEというグループを背負っていた重圧から開放され、「本当に無邪気に子供のように、初めてATSUSHIくんが笑っていた」と明かした宮根さん。
突然の発表に、ファンからは複雑な声もつぶやかれていますが、ATSUSHIさん自身の限られた人生の中で、夢や目標を実現させファンに喜びを与えてきたのは確か。
宮根さんによると、ATSUSHIさんはグループ卒業後もソロ活動の中でEXILEの楽曲を歌うことや、EXILEのライブへのサプライズ出演もあると明かしています。
新たに「EXILE ATSUSHI」としてさらなる活躍を期待したいものですね!