将棋の藤井聡太六冠が芦田愛菜さんに大学合格のお祝いメッセージを送ってあげたらしいよと棋界関係者の間で話題になっています。現在、藤井六冠は第8期叡王防衛戦と第81期名人戦に挑戦中で、緊迫した戦いの渦中に、心和むこの話が浮上し、激励の声が静かに挙がっているといいます。
将棋界の若きプリンスと、才色兼備な好感度ナンバーワン女優との出会いは、サントリー緑茶「伊右衛門」のCMでの共演です。21年3月に同CMをめぐる特別対談で”初共演”が実現していて、聡明な2人による異色コラボのCMは大きな注目を集めました。特に好評だったのが、昨年7月に配信された2人の対談映像だ。金屏風をバックに和装姿の2人に、SNSでは『まるで結納を交わしたような佇まいで素敵』『これ以上のお似合いカップルは何処を探してもいない』という賞賛の声が溢れました。
半ば”公開お見合い”のようなこの対談で2人は、「猫談義」「読書談義」で盛り上がったようでCM制作関係者は「”さすが”と感心したのは、普段から人見知りで口数の少ないことで知られる藤井君が、愛菜ちゃんの絶妙な会話の誘導で場が和んだことです。スタッフの心配も何のその、現場の藤井君のリラックスぶりに、収録に同席していた日本将棋連盟関係者も目を丸くしていたようです。愛菜ちゃんの懐の深さと柔軟性、勉学以外での頭の良さも垣間見えた瞬間でもありました。」と感嘆しました。
この関係者がさらに驚いたのが、藤井六冠の普段では知ることのない20歳の青年の顔だったといい「事前に藤井君について予備知識は頭に入れていたのですが、実際の現場でのギャップには少し驚かされました。普段のインタビューの席では質問者から目を逸らしたり、目をつぶって言葉を選びながら答える藤井君が、対談中には愛菜ちゃんの顔や目をしっかり見つめながら、カメラがあることも忘れているような素振りで会話を楽しんでいたように見えたからです。時間の制限がなければ、まるで大学キャンパスの芝生の上でランチでも食べている仲間のような雰囲気の会話をいつまでも楽しんでいたのでは。2人の相性の良さを強く感じました」
人気棋士と人気女優といえば、すぐに頭に浮かぶのが羽生善治九段とNHK連続テレビ小説「京、ふたり」でヒロインを務めたことのある畠田理恵夫妻でしょう。2人は雑誌での対談で出会い、意気投合し、畠田が自身が出演した舞台公演に羽生を招待したことから急速に仲を深めることになり、1995年7月に結婚しました。
羽生九段と畠田の場合、2人の距離が急激に縮まったのは、「雑誌での対談後に畠田が羽生を舞台にご招待」というアクションがあったためで、このケースを藤井六冠と芦田に当てはめると、CMと雑誌という違いはあるものの、”対談後”のリアクションが、2人の人生の分岐点になる可能性もあり得ます。今回の藤井六冠の”入学祝いのメッセージ”がそれに当たるのではないかと期待する向きもありますね。
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