「裸足で卒園式に参加してごめんね」と言うパパの手を、しっかり握る天使のような娘。
いつも裸足のパパ。
でも、パパの見た目なんてまったく関係ありません!パパは娘にとっては英雄です!毎日毎日、娘の世話をし、たっぷりの愛情を注ぎ、大切に育てています。
みすぼらしい身なりのパパが、娘の卒園式に普段通り裸足で参加したが、その娘はパパの手をぎゅっと握っていたという、天使のような娘とパパの、心温まる親子のニュースを、オンライン・メディアは伝えています。
フィリピン・ミンドロ島で、男手ひとつで一人娘を育てている父親は、建設作業員として働いていました。経済的には、とても厳しく、その日の収入で、その日を暮らす、といった状況で、生きて行くのも大変な毎日でした。しかし、そんな厳しい状況の中でも父親は、娘には人並みの教育を受けさせ、人並みの幸せな人生を歩んでほしいと願い、わずかな生活費を惜しみ、それを娘の教育費にあて、幼稚園に通わせていました。
娘は無事に幼稚園の課程を修了し、晴れて卒園式を迎えることができました。しかし、父親は素直に、娘の卒園を喜ぶことができませんでした。喜べない事情があったのです。
娘の卒園式に着ていくような、服が1着もなかったのです。父親は毎日、「スーパーマン」のロゴが入ったったTシャツと半ズボンを履いていました。誰もが履いているようなサンダルでさえも、買うことができず、いつも裸足で道を歩いていました。仕方なく、普段通りの、みすぼらしい身なりで、娘の卒園式に参加した父親は、きれいに着飾った他の周りの父兄たちの中で、目立たないように、ただただ小さくなっているばかりでした。
しかし、娘は違いました。
パパの服装なんか気にもしません!
どんな身なりでも、パパはパパです!娘にとっては「一番大切な存在のパパ」
娘はパパの手をしっかりと握り、卒園式の舞台へと歩き始めました。そんな娘の手から、パパは勇気と自信ををもらい、パパもそれに続いて歩き始めました。
感動的なこの卒園式は、すぐさまSNSで拡散され、多くのネットユーザーから祝福と感動の声が上がっています。
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