とある家庭で、事故により全身麻痺になってしまった息子を介護をしていた母親がいたのですが、12年もの介護の末に起こった奇跡が話題となりましたので、ここで紹介していきます。
事故により全身麻痺の生活を強いられた息子
中国に住む親子のニュースが報道されました。当時36歳の息子が大きな事故に巻き込まれ、全身麻痺になってしまいます。昏睡状態に陥り、その後目を覚ますことはありませんでした。いわゆる植物状態の生活を余儀なくされます。
当時、母親は絶望の淵に立たされることとなりますが、また息子が目を覚ますだろうと信じ、自身の全財産を全て息子の治療費にあて必死に介護をすることになります。
12年ぶりに目を覚ました息子
そんな母親の献身的な介護が息子に通じたのか、息子は12年ぶりに昏睡状態から目を覚ますことになります。未だに意思疎通や、体を動かすことはできないようですが、母親の声を理解し、笑うことができるようになったといいます。母親いわく「介護により借金が200万円ある。ひどく貧しくて1ヶ月間まともにご飯も食べられず、水だけ飲んでいたこともある」と涙。そして「それでも息子が目を覚ましてくれて嬉しい。息子がまた健康に暮らせるまで諦めない」「いつかまた息子が『母さん』と呼んでくれることが今の願い」と話しています。
現在も母親は朝5時に起床し、息子の身の回りの世話を一日中行ってるとのことです。これに対しネット上では「母親の愛より強いものはない」「こんな母親がいて息子はどれだけ幸せだろうか」と感動の声を寄せる人が多いです。
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