東京都内で発見したという注意書き。あまりにぶっ飛んだ内容に、発見者は驚きを隠せなかったようです。
ツイッターでは、大阪からやってきたユーザーが東京で発見した「張り紙」の内容を投稿し、注目が集まっています。
■東京の路上でカルチャーギャップ?
話題となったのは、ツイッターユーザーのバイオマンさんが投稿した一件のツイート。
「東京スゲェな」というコメントともにツイートされた投稿には、車道と歩道の間に設置されたガードパイプの写った写真が添えられ、こちらにはなんと「この近辺に停まってる自転車・バイクはご自由にお持ち帰り下さい」という説明の書かれた張り紙が貼ってあったのです。
ご丁寧に「部品だけも可!」とまで書かれていて、なんともエッジの効いた張り紙です。
ちなみに、この張り紙が発見されたのは江東区の有明でした。
実際に投稿された写真はこちら!
そして、実際のツイートはこちら!
東京スゲェな pic.twitter.com/B3e1VRmxU7
— 簾 (@BAIKINN_BAIKINN) June 24, 2021
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■張り紙周辺の「様子」に思わず納得
同ツイートは多くのユーザーに衝撃を与え、2.4万件以上ものRT(リツイート)を記録しています。
バイオマンさん自身もこの凄まじいインパクトを秘めた張り紙を発見した時は、「いやちょっと待てや!」「東京はなんでもありなのかっ! すごっ!」と、感動すると同時に思わずツッコミを入れ、さらには大笑いしてしまったそうです。
なお、張り紙の周りの駐輪状況については「目視できる範囲には、自転車やバイクはありませんでしたね」「ただ、その紙を目視で確認できない付近の場所には自転車が一台フェンスにもたれかけてありました。ですので、紙が見える範囲に関しては、効果が現れていたのではないかなと思います」と張り紙の効果についてバイオマンさんなりに分析していました。
■「張り紙」を貼ったのは誰?
と、ここで気になるのはこの張り紙の「管理元」です。
張り紙が貼られていたガードパイプ周辺の道路は「都道」のため、ガードパイプの管理元は「東京都」となります。そこで東京都第一市街地整備事務所に話題の張り紙について尋ねてみたところ、「私どもが張り出したものではございません」とのこと。
前述のツイートが話題になった頃、同事務所でも張り紙の存在に気づいたようで、「近いうちに撤去する方向で調整しております」と今後の動きについて説明しました。
せっかく話題になった張り紙ですが撤去されてしまうんですね。
■ネットユーザーの声
このツイートには、
「いいアイデアだなぁ!」
「これは、停めれないわ」
「新しい路駐対策ですね」
「東京怖ぇ…」
などのコメントが寄せられました。
しかし、一方では
「真に受けて、本当に持ち帰る人がいるんじゃ…」
「不法駐輪と窃〇だったら、どっちの罪が重いんだろう?」
など疑問の声も出ていました。
窃〇を促すフレーズを使う少しリスキーな不法駐輪防止の張り紙でした。実際に道でこの張り紙に気づいたら笑ってしまいそうです。
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