超難問?!
入試問題、入社試験問題は時にこんな問題解けるのか?と思うような超難問が紛れています。最近はその超難問たちがネット上に上がることも珍しくなく、その度にネットユーザー達がこぞってその超難問に挑み、回答についての論争があるようです。
今回もある大手外資系企業の入社問題が超難問だと話題になりました。なんと、その問題に挑む99%の人が間違えると噂の超難問なんだそうです。早速その超難問を見てみましょう。
問題
ある人が8元で鶏を1羽仕入れ、一旦9元で売りましたが、
10元で買い戻し、再び11元で売りました。
いくら儲けたでしょうか?
一件単純そうに見える問題ですが、ネット上ではそれぞれの考えと解釈により回答に関して大論争が勃発しているそうです。ネットに上がっている皆さんの解答例の一部をみてみましょう。
プラマイゼロ派
「0元=儲けなし?」
「俺なら0って答えちゃうなー」
2元の儲け派
「買い戻してるから-2の儲けだな。利益は2あがってるけど。」
「8元で仕入れたものが11元で売れたので3元の儲け。けど、売買を繰り返した結果1元(+1-1+1)しか儲けられなかった。よって-2元の儲け。」
「2元じゃねーのか。」
「経済学やってればできそうじゃない?私は2元。」
「2元?あ、わかった!くたびれ儲けだ!」
3元の儲け派
「キャッシュは3元増えてるよね…違うの?」
「最初8元しか持ってなかったとする。1元借金して買い戻して、最終的に手元に11元あるから3元の儲け。返済?」
2元以上の損している派
「買い戻したマイナス一元とあわせて2元の損失では?」
「おそらく-2元」
ネットユーザー達の回答の中に、あなたの出した答えはありましたか?ここに出した例だけでも、このように回答が何通りにも分かれましたが、一体正答はどれなのでしょうか?
実は、この超難問を出した外資系大手企業というのはなんとBMWだったのです。この問題で入社希望者の選別をするわけですが、想定されている回答と一緒にその判断基準も見ていきましょう。
回答
・プラスマイナス0と答えたや3元の儲けと答えた人
主観的で細かい点を見落としているので不採用
・2元の儲けと答えた人
論理的・数学的に正しい。消費者と投資家に向いているが不採用
・3元または4羽の儲けと答えた人
学者或いは役人に向くが民間企業には向かないので不採用
・1元の儲けと答えた人
経営コストの概念を持ち合わせているので補欠採用
・2元の損、またはそれ以下の儲けと答えた人
優先的に採用。試験成功。
正答は、「2元の損、またはそれ以下の儲け」のようですね。解説としては、8元で仕入れたものが11元で売れるので3元儲けられるはずだったが、 何度も売買をしたのに1元しか儲けられなかった。よって2元の損という事です。
企業側はこうした難問を出題することによって、学力だけではなく、入社希望者の本質的な部分を見る判断基準材料にしているということが伺えます。あなたは無事BMW入社試験に受かることができたでしょうか?
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