様々なスポーツの中でも、サッカーはとても人気の高い種目ですよね。シーズン中開かれるJリーグの試合を楽しんでいる人も数多いと思います。コロナウイルスの影響で、残念ながら直接観戦しに行く機会は多くありませんが、TVの画面越しで試合を観ている方も多いのではないでしょうか。
サッカーのファンならもうご存知かもしれませんが、試合をよく見ていると選手たちの意外な行動に気づきます。試合途中の給水タイムに、水やイオン飲料のボトルを持ってきては、それを飲むのかと思いきや、なんとそのまま吐いてしまうのです。何時間も続く試合で長い間走り続けるだけあって、とても喉が渇いているはずなのに、一体どうして再び水を吐いてしまうのでしょうか。
こんな選手たちの行動には、隠れた理由があるそうです。
水を飲み込んでしまうと、体が重くなって、いつものように速く走りづらいからということです。
水をたくさん飲んだ時、胃の中に溜まった水が揺れる感覚を経験したことがあるでしょうか。選手たちは、このような感じが試合中の体調に影響してしまうので、喉が渇くからといってゴクゴク水を飲むといつものプレーができなくなると言います。
このような理由から、サッカー選手たちは試合中に水を飲むことを恐れているようです。
それに、何かを飲んですぐに走ると腹痛が来ることもあり、最悪試合中にトイレに行きたくなると困るため、水を「飲む」行為は選手たちにとって警戒すべきことであって当然なのかもしれません。
そのため、選手たちはどうしてもというくらいひどく喉が乾いたときにだけ、それを解消することができるほんの少しの水を口に入れては吐くか、極少量を飲むだけにしているそうです。
これは、サッカーだけでなく、バスケットボールや、格闘技などのあらゆる他のスポーツでも同じだと言います。
これについて人々は「すごく喉が乾いて大変そう」、「いつも気になっていたんだけどそういうことだったんだね」、などと様々な反応を寄せています。