スマホ中毒の孫。生命維持装置のコンセントを抜きスマホ充電
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祖父の命よりもインスタグラムに写真をアップすることの方が優先だったのだろうか。
スマートフォンを充電するために、祖父の生命維持装置の電源コンセントを抜いた孫の話が広まり、ネットユーザーから怒りの声が上がっている。
スマートフォンの充電のために祖父の命が奪いそうになった、26歳女性のアリー・ルイア(Ally Louia)についてあるメディアが報道した。
住んでいる国については公開されなかったが、アリーは肺がんのため病床に伏している祖父の見合いにいった。
忙しい両親は一緒に見合いに行くことができず、アリートは親戚とともに病室を訪れたのだった。
親戚らは病室に集まりそれぞれ話をした後、少しの間、病室を出た。
この時、アリーは病室でコンセントを探していた。
スマートフォンの充電が1%残っている状態で、いつでもスマートフォンを手に持って暮らしていた彼女は、不安症状まで表れ、スマートフォンをどうにかして充電しようとした。
しかし、残っているコンセントは見つからなかった。
スマートフォンの電源が切れようとしているその時、結局アリーは祖父の生命維持装置のコンセントを抜いてしまったのだ。
そしてやったのは、インスタグラムの状況更新!?
スマートフォンを充電しながらアリーは母親に「祖父は大丈夫だ、私がそばに寄り添って見守っている」と連絡したのだ。
また証拠の写真まで撮りインスタグラムに掲載し「祖父の見舞いに来た、祖父と写真を撮るのは久しぶりだ」と近況をつづったのだった。
そうしている間に、アリーの祖父は呼吸困難に苦しみ全身が真っ青に変色していった。
ちょうどその時、医療陣が病室を訪れ、さらに祖父の状態に驚いた医師らは緊急措置を行い祖父は一命をとりとめた。
担当医は「一歩間違っていたら患者は命を失う所だった、酸素不足で意識不明の状態だったし、皮膚の組織まで傷つく危険な状態だった」と説明した。
騒動が起きた後、アリーは「その時、母親が祖父のことが心配で私からの連絡を待っていた」とし「急いで連絡するためにスマートフォンを充電した」と説明したが、批判は収まっていない。
まとめ
スマートフォンは一度電源が切れてもまた充電すれば使えるが、人の命は一度切れてしまうと二度と取り戻すことはできない。
今回は運よく命が助かったものの、この女性が大きな過ちを起こしたことに間違いはない。