歌手の和田アキ子さんが9日、ニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」に出演。8日にテレビ朝日系「報道ステーション」に出演した菅義偉首相の発言について持論を展開しました。
8日放送の「報道ステーション」にVTRで出演した菅首相は、インタビューで新型コロナウイルス感染対策に関する質問に答えました。その中で、今回1都3県に緊急事態宣言が発令されたことに触れ、国民へのお願いとし外での飲食や外出を自粛してほしいと伝えました。
和田さんは菅首相の『国民の皆さまに4つの条件を満たしていただいて』との発言に対して「要するに、不要不急の外出はなしで、飲食店はお酒は(午後)7時までで、あとは3密は避けてとかね。『皆さんで頑張って下さい、1カ月。そしたら大丈夫です』みたいな言い方なの。私の取り方だけど」と指摘。
また、菅首相はアナウンサーからの『もし1カ月たっても改善されない場合は、どうされるお考えでしょうか』という質問に、『そういう仮定での話はできません』と答えたことに「じゃあ、どうすんのよ、1カ月たったら」と不満を見せました。
さらに五輪開催について聞かれた菅首相が『まずは2月にファイザーから1億2000万人分のワクチンは』と発言したことに対しても、「ワクチン打ったからって治るわけじゃない。今年でコロナが解決するってことじゃない。」と意見しました。
「これは炎上覚悟で言いますけど」と前置きしたうえで、「今、世界中で五輪のことを考えてる国ってありますかね?世界中でコロナのような気がするんだけど」と語りました。