トイレに座って、30分以上スマホゲームに熱中していた男性。
その臓器が体の外に出てくるという、危険な状況に至るとは予想できませんでした。
2018年11月11日(現地時間)、オンラインメディアのユニラッドは、ある男性が毎回トイレに座りながらスマホゲームをしていた結果、深刻な肛門疾患にかかったと報道しました。
匿名の男性は酷い痛みを訴えながら、近くにある大学病院に運ばれる事件がありました。男性の病名は直腸脱でした。直腸脱とは、直腸の全層が全周にわたって肛門から脱出する病気です。
4歳の頃に直腸脱を経験したことがあった男性は当時に病気が深刻ではなかったことから、特に気にせずに放置していたそうです。
男性の状態がさらに深刻になったのはここ数年になってからです。彼はトイレに座って、30分以上ほどスマホでゲームをする習慣があります。
この習慣が原因で男性の直腸脱の症状を悪化させ、最終的に病院の緊急治療室まで運ばれたのです。
病院で実施した検査の結果、男性の肛門の外には大きなボール状の直腸が現れ、内蔵の壁には、あざや血痕が見えたのです。
病院で直ちに手術をして、男性の突出した直腸を完全に切り取りました。 幸いなことに、手術は無事に終わって、男性は現在回復中であることが分かりました。
手術を行った大学病院の教授によると、「患者はトイレにいる時間が長すぎて、骨盤の筋肉が弱まった」と、患者の状態が深刻になった原因を説明しました。
また、「トイレに行くときは、5分以上座っていないように注意しなければならない。肛門周囲に血の流れが集まってしまい、痔や直腸脱などの肛門疾患の原因となる可能性が高くなります」と伝えました。
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