俳優の窪田正孝、宮沢りえ、赤楚衛二、坂下雄一郎監督が8日、都内で行われた映画『決戦は日曜日』の公開記念舞台あいさつに出席しました。その際、紅一点で参加した宮沢はピンクのノースリーブワンピース姿を披露し、観客を魅了しました。
本作は、突然父の地盤を引き継ぎ出馬することになった政治素人の令嬢・川島有美(宮沢)の選挙を巡り、私設秘書・谷村勉(窪田)ら、ことなかれの主義の議員秘書たちが奮闘するポリティカル・コメディー。
私設秘書を演じた主演の窪田は「もし自分がマネージャーの立場だったらどう動くかな、というのを意識しました」と役作りを振り返りながら「(マネージャーが意見を)言いやすい環境を、こちら側が作らなきゃいけないと思いました」心境の変化も明かしました。
本格的なコメディー作品に初めて参加したという宮沢は「これがコメディーだということを意識せず、有美として目の前に起こる疑問に対して純粋に行動して、真っ直ぐなピュアさを大事にしました」と回想しました。
さらに宮沢は「皆さんのリアクションが面白くて監督に『こういうことをやってみたい』と提案したら『いらないです』と即答されることが毎日あって(笑)」とちゃめっ気たっぷりに明かし、「それで諦めてピュアに、正直に、真っ直ぐに演じようと心に決めてやっていました」と自虐まじりに告白しました。これには坂下雄一郎監督も申し訳なさそうに頭をかいていました。
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