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◼︎昭和を代表するスター
昭和の大スターと呼ばれるスターは何人もいますが、その中でも全盛期であったにかかわらず、若くして引退したことで大きな話題となったのが山口百恵です。
まず、山口百恵さんの生い立ちは複雑なものがあり、父と母は結婚しておらず、認知はされていたものの、時折父が百恵さん宅に訪れることはありましたが、生活は決して楽ではなかったとのことです。
そして、苦労する母親に楽をさせてあげたいという気持ちから、芸能界入りを目指したとされており、オーディション番組の「スター誕生」に出たことをきっかけに芸能界入りしました。
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◼︎当時は人気アイドル
デビュー当時はすでに人気アイドルとなっていた桜田淳子と同じ路線で売り出すつもりでしたが、デビュー曲は思ったほど売れず、差別化を図るために路線を変更することとなります。
幼い少女が歌うにはやや過激な歌詞も話題となり、人気が爆発、その後はヒット曲を連発します。
アイドルというと明るく可愛らしいものというイメージがありますが、彼女の場合はその真逆で、ダークで、年齢よりも大人びてクールな印象でアイドルとしては異色の存在となりました。
さらに、山口百恵は歌手としてだけではなく、女優としても高い評価を得ており、伊豆の踊子で映画デビューしてからは、数々の映画、ドラマに主演し、こちらもヒットを飛ばしました。芸能人としては順調なキャリアを築いていましたが、芸能界入りし成功したことが実父とのトラブルを招き、多くの手切れ金を渡したともされています。
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◼︎突然の芸能界引退
そして、そのキャリアをさらに伸ばしていくことが期待されている中、突然の引退発表をします。
引退の理由は結婚によるもので、その相手こそ、数々の映画やドラマで共演してきた俳優の三浦友和でした。
その後は自叙伝である「蒼い時」を発表し、その生い立ちや芸能人としての生活、さらに三浦友和との恋愛まで赤裸々につづられており、200万部の大ヒットとなりました。
芸能人としての活動はたった7年でしたが、その短い期間の間に多くのヒット曲、映画を発表し、今なお根強い人気を誇っています。
そして、ファイナルコンサートも伝説となり、その後は復帰が熱望されるものの芸能界に戻ってくることはありませんでした。
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引退後は長男、次男の出産の際にはマスコミに姿を見せており、幸せな結婚生活を送っているという様子が見られました。
中年期になると劇太りした姿を週刊誌に掲載されたこともありましたが、近年では夫である三浦友和と夫婦で仲睦まじく出かける姿もキャッチされており、相変わらず良い夫婦関係が続いているということが確認されました。
芸能活動は行っていないものの、引退後はキルト作家として活躍を続けており、展覧会では三浦百恵本人の名前で発表しており、多くの人がその作品を見るために訪れています。
引退しても早期に復帰する芸能人は少なくありませんが、百恵さん本人は引退後の生活も充実されているようですし、芸能界にも未練はないようで、今後も復帰する可能性はかなり低いと言えるでしょう。
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夫である三浦友和さんはその後も俳優としてのキャリアを積み、今もスターとして活躍されています。
そして、二人の間には長男、次男が誕生していますが、この二人も現在は芸能人として活躍を続けています。
まず、長男の三浦佑太朗さんはシンガーソングライターで、デビューした際はバンドを結成しており、テレビCMなどにも登場して話題となりました。
その後はバンドは解散し、しばらくは話題になることもありませんでしたが、近年では母である百恵さんの楽曲をカバーし再び注目が高まっています。
そして、次男である三浦貴大さんは俳優としてデビューし、様々な映画、ドラマに出演し活躍を続けています。