政府のデジタル大臣が試食し、それがネット上で問題視されるなど、最近になって物議をかもしているコオロギ食。しかし、芸能界からもクレームの声が上がっているなど、ネット上でも大きな波紋を広げています。
タレントの中川翔子は1日、自身のツイッターを更新し、「コオロギとか絶対食べません」とつづりました。食料不足対策として食用コオロギは世界的に注目されており、国内でも粉末化して食品への利用が進められているといいます。
主にアジア、アフリカ、南アフリカといった地域で人類は長く昆虫を食べてきたそうですが、この昆虫食や昆虫の飼料化が世界的に注目を集めているのは、2013年に国連の食料産業機関(Food and Agriculture Organization of the United Nations、FAO)が食糧危機の解決策として昆虫食を推奨したことに始まるといわれています。point 236 | 1
その後、日本をはじめ各国は、食糧危機解決策の一つとして昆虫食の推進を始めるようになっていき、SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みにも関係し、食用や飼料のために養殖する場合のコスト(餌代、水、エネルギー代など)が食肉や農産物より有利とされ、環境負荷の低さやSDGsの観点からこれらに関心の高い欧米を中心に注目されているというわけです。point 230 | 1
しかし、やはり日本人には抵抗のある昆虫食…。中川もその一人で、中川の「食べない」宣言に、フォロワーからは賛同の声が多数を占めていた様子。ネット上ではこんな声があがっています!
「誰かも言っていたけど、コオロギを食べて牛乳を捨てるって…。 様々な事情があり全てを理解することや解決することはできないのだろうけど、私ならコオロギなんて食べたくないし牛乳を捨てなければいけない状況をどうにかしたいって思う。」
「積極的に地元の農家に給食用の野菜を依頼するのが1番だ。 給食用の野菜に込める農家の方々の思いややりがいを大事にしていただきたい。 そういうことを大切にしていかないと安全で質の良い食は守られないよ。」
「コオロギが本当に食料難を救うのか。環境に優しいのか。には疑問があります。」
確かに慣れない昆虫食には抵抗があります…私も…。
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