公衆トイレに備えられた石鹸を使って手を洗った女性。
そんな彼女が予想していなかった致命的な細菌に感染したことで、公共の場の衛生問題が水面上に浮上したのです。
2019年2月20日(現地時間)、イギリス日刊デイリーメールは、公衆トイレに備えられた石鹸を使用した後、肌が壊死するという恐ろしい結果を迎えた女性の話を報道しました。
アメリカのサウスカロライナ州に居住しているレイチェル・ウィドスは、最近、顔に生じた重度の発疹や炎症で病院を訪れました。
病院での検査の結果、レイチェルはクレブシエラ・ニューモニエ(Klebsiella Oxytoca)という名前の細菌に感染したと診断されました。
この細菌は、しばしば人間の排泄物から発見されることがあり、抗生物質には耐性があることで、治療をすることが難しいことで知られています。
また、空気中で伝播される場合は肺疾患や腹痛を起こすことがあり、尿道感染症を引き起こす可能性もある致命的な危険性を持つ細菌です。
レイチェルは最近、公衆トイレで石鹸を使用した後にこのような症状が現れたことを自分のひどい肌の状態の写真と共にオンラインで公開しました。
該当事件が大衆に知られ、衛生の専門家であるラリッツァ・プロダノバ(Ralitsa Prodanova)は「多くの人が利用する公衆トイレのソープディスペンサーは、細菌が繁殖するのに最適の環境」だと述べました。
なお、「毎日定期的にディスペンサーをきれいにすることが重要です。だが、不安であれば、それぞれの個人の石鹸を持ち歩くと良いのでしょう」と、公衆トイレ石鹸の使用をコントロールすることが良いと述べました。
保健当局も最近、アルコール消毒剤に耐性が強い菌がますます増えているので、衛生には特に注意を払うことを伝えました。
現在、レイチェルは損傷した皮膚を復元するための治療中であることが分かりました。
ネットでは…
「えっ、信じられない…」
「石鹸が汚かったの!除菌のために手を洗うのに」
「ありえないでしょ!石鹸が汚いとか。。。」
「致命的とかこわすぎ!!!」
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