以前、神戸市内にあるとある病院で、重度の精神疾患がある高齢の入院患者3人にわいせつな行為をしたり、顔に放水したりするなどという虐待行為が行われていたとして、兵庫県警捜査1課は、準強制わいせつや監禁などの疑いで看護師ら計6人を逮捕する事件が起きました。
報道されたのは、看護師らが入院患者たちにしていたという非道極まりない行動の数々。事件が発覚し、逮捕されたのは、神戸市内の病院に勤務していた、元看護助手の和田元規(当時27)=神戸市西区北別府=や看護師の橋本涼平(当時26)=同市西区白水=の両容疑者らでした。
すでに逮捕された6名は、いずれも容疑を認め、調べに対し「患者のリアクションがおもしろかった」などと供述していることが関係者への調べで分かっています。頭おかしいですね。
さらに県警によると、虐待はいずれも夜間勤務時に行われていたと見られており、その際病棟には和田容疑者ら以外の職員はいなかったそうです。
この逮捕された6人の逮捕容疑は、同病院の病室内で入院中の男性患者(当時62)と別の男性患者(当時59)を無理やりキスさせたり、院内の男子トイレで別の男性患者を裸にし田植えで椅子に座らせ、顔面に放水したり、落下防止柵つきのベッドを使って、患者を閉じ込めたりしていたというもの。
さらに驚くことに今回逮捕された6人のうちの1人である、和田容疑者は実はすでに別の強制わいせつ事件で逮捕、起訴されており、その際に病院を退職していたそう。この事件の調べ中に、容疑者のスマートフォンのデータの中から虐待を写した動画が見つかったとか。
文章を読んでいるだけでも怒りがこみ上げてくる、信じられない事件ですが、看護師になることは決して簡単なことだとは思えず、看護師を志そうと思った理由があったはずで、どうしてこんなことをする人間になってしまったのでしょうか。
そしてスマートフォンのデータから動画が発見されなかったら今も続いていたのかと思うとゾッとしますね。