ついに今年の夏に迫った東京オリンピック。この日のために厳しい練習を耐え抜いてきた選手たちだけでなく、日本人の多くがこの日を楽しみにしてきました。しかし、今年に入って突然大規模な感染力を見せているコロナウィルス により、思いもよらぬ展開になって行っているようで・・・
今月26日、2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会が、福島県のJヴィレッジで行う予定となっている五輪聖火リレーの出発式典について、「無観客」での開催とする方向で調整していることを3月11日に発表しました。これはコロナウィルス の状況を鑑みての判断とのこと。
この東京オリンピックの聖火の国内リレーは、今月3月26日福島県のJヴィレッジからスタートし、7月24日の開会式に向けて全国を巡ることになっています。そんな記念すべき第1走者を務めるのは、2011年のサッカー女子ワールドカップ(W杯)で優勝した日本代表「なでしこジャパン」のメンバーら。
#聖火採火式
第1走者から、第2走者へ!
日本人最初のランナーとして、アテネ2004大会女子マラソンの金メダリスト?野口みずきさんに聖火が渡されました?♀️??♀️#聖火リレー #聖火ランナー #みんなの聖火リレー pic.twitter.com/oH4vGcyDvZADVERTISEMENT — 東京2020聖火リレー【公式】#オリンピック #聖火ランナー (@tokyo2020seika) March 12, 2020
福島からの出発ということで、東日本大震災の影響が今なお多く残るこの地での開催に、地元の人たちや子供たちは大きな期待を胸に楽しみにしているとのこと。しかし、そんな聖火リレーの出発式典が、現在世界中で猛威を奮っているコロナウィルス により「無観客」で開催されるとのこと。
太陽から #Tokyo2020 の聖火がもたらされ、ギリシャ国内での聖火リレーがスタートしました?♀️??
ギリシャ国内を巡り、聖火は日本を目指します?
これからも聖火リレーの最新情報は @tokyo2020seika にてお伝えしていきます! pic.twitter.com/Ip1LqwPR00
ADVERTISEMENT — Tokyo 2020 (@Tokyo2020jp) March 12, 2020
現在、この聖火リレーだけでなく、日本の数多くのアーティストたちもライブツアーやイベントなどを中止し、大人数が集まる環境をできるだけ避けようとしています。そんな状況もあって、今回オリンピック委員会もこの決断は避けようがなかったことと思いますが、非常に残念ですね・・・。
地元の人たちがどれだけこの日を楽しみにしていたのかと考えるととても胸が痛みますが、今は健康よりも優先することはないので、仕方のない判断だと思います。さらにオリンピック組織委員会は式典の規模を縮小して行う方針なようで、関係先と調整を進めているそう。
オリンピックもどうなってしまうのでしょうかー。